川黔線
川黔線(せんけん-せん[1])は中華人民共和国の重慶市と貴州省貴陽市を連絡する中国国鉄の鉄道路線。中国西南部の交通で骨格となる重要な路線である[2]。 概要重慶市渝中区の重慶駅から小南海駅までは成渝線と共用である。重慶の白沙沱長江大橋により長江を跨ぎ、綦江を経て貴州省に入り、桐梓、遵義、息烽、修文を経由して貴陽市の貴陽駅に至る全長423.6kmの路線で、そのうち貴州省内は292.8kmである[3]。全線が成都局管轄で[4]、電化単線である[5][2]。沿線の地質情況は複雑であり、101本のトンネル(総延長29352m[3])と14本の覆道(総延長5642m)と長短併せて125本の橋梁(総延長10.1km[6])を有する。全線に占めるトンネルと橋梁を併せた割合は一割である[7]。重慶が直轄市になった後、市民及びマスコミは渝黔線と習慣的に呼び改めた。但し鉄道部は改名せず川黔線と呼称している。平行する高速鉄道路線の渝貴線が2018年に開通したことに伴い、渝黔線老線(旧線)とも呼ばれる。 歴史
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