川井 伸一(かわい しんいち、1951年(昭和26年)5月 - )は、日本の経営学者。専門は、国際経営学・比較経営論。愛知大学第17代学長。
人物
日本国際問題研究所研究員、在中国日本国大使館専門調査員を経て、1992年に愛知大学経営学部経営学科に助教授として着任。1995年より教授となり、経営学科長、経営学部長、副学長(経営担当)を経て、2015年から学長に就いている。
中国経営管理学会(現在の中国経済経営学会)では会長を務めたほか、アジア経営学会、日本現代中国学会、アジア政経学会で理事を歴任した。
専門は国際経営で、とりわけ中国における企業経営の研究を進めている。
趣味は旅行とスポーツ観戦。
略歴
所属学会
著書
単著
- 『中国企業とソ連モデル 一長制の史的研究』(1991年/アジア政経学会)
- 『中国企業改革の研究 国家・企業・従業員の関係』(1996年/中央経済社)
- 『中国上場企業 内部者支配のガバナンス』(2003年/創土社)
編著
- 『中国多国籍企業の海外経営 東アジアの製造業を中心に』(2013年/日本評論社)
共著
- (高木誠一郎、石井明〔編〕)『中国の政治と国際関係』(1984年/東京大学出版会)
- (毛里和子〔編〕)『現代中国論 1 毛沢東時代の中国』(1990年/日本国際問題研究所)
- (岡部達味、毛里和子〔編〕)『現代中国論 2 改革・開放時代の中国』(1991年/日本国際問題研究所)
- (小林弘二〔編〕)『中国の世界認識と開発戦略 視座の転換と開発の課題』(1994年/アジア経済研究所)
- (衛藤瀋吉先生古稀記念論文集編集委員会〔編〕)『20世紀アジアの国際関係 1 中国の社会と国際関係』(1995年/原書房)
- (姫田光義〔編〕)『戦後中国国民政府史の研究 1945-1949年』(2001年/中央大学出版部)
- (久保亨〔編〕)『1949年前後の中国』(2006年/汲古書院)
- (高橋五郎〔編〕)『海外進出する中国経済』(2008年/日本評論社)
訳書
- (アニタ・チャン、ジョナサン・アンガー、リチャード・マドセン)『チェン村 中国農村の文革と近代化』(1989年/筑摩書房)
外部リンク
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- 初代 林毅陸 1946-1950
- 第2代 本間喜一 1950-1955
- 第3代 小岩井浄 1955-1959
- 第4代 本間喜一 1959-1963
- 第5代 脇坂雄治 1963-1967
- 第6代 玉城肇 1967-1969
- 第7代 山田文雄 1969-1970
- 第8代 細迫朝夫 1970-1972
- 第9代 久曾神昇 1972-1984
- 第10代 浜田稔 1984-1987
- 第11代 石井吉也 1987-1988
- 第12代 牧野由朗 1988-1992
- 第13代 石井吉也 1992-1999
- 第14代 武田信照 1999-2007
- 第15代 堀彰三 2007-2008
- 第16代 佐藤元彦 2008-2015
- 第17代 川井伸一 2015-2023
- 第18代 広瀬裕樹 2023-
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