山本 義章(やまもと よしあき、1896年10月5日 - 1961年9月26日[1])は、日本の内務官僚、弁護士。第32代京都府知事(最後の官選知事)[2]、陸軍司政長官[3]。
経歴
鳥取県鳥取市出身。山本吉太郎の長男。東京帝国大学法科卒業。
大阪市警察署長、北海道庁・兵庫県・警視庁各特高課長、大阪府工場課長、長野県書記官・警察部長、千葉県書記官・警察部長、長崎県書記官・警察部長、熊本県経済部長、秋田県書記官・総務部長、ジャカルタ州長官、京都府知事を歴任。その後、公職追放となる[3]。
1946年弁護士を開業。追放解除後の1953年の第3回参議院議員通常選挙において出身地の鳥取地方区から緑風会公認で立候補したが落選した[4]。
栄典
- 勲章
脚注
- ^ 『朝日新聞』(東京本社発行)1961年9月28日朝刊、11面の訃報より。
- ^ 歴代の京都府知事-京都府ホームページ
- ^ a b 『日本官僚制総合事典1868-2000』233頁。
- ^ 『参議院名鑑 1890年から現在・貴族院含む』968~969頁。
- ^ 『官報』第5029号「叙任及辞令」1943年10月15日。
参考文献
- 『第十六版人事興信録(下)』1951年 や七二頁
- 『新日本人物大観』(鳥取県版) 人事調査通信社 1958年 ヤ…404頁
- 日本国政調査会編『参議院名鑑 1890年から現在・貴族院含む』国政出版室、1978年。
- 秦郁彦編『日本官僚制総合事典1868-2000』第2版、東京大学出版会、2007年。