小網寺
小網寺(こあみじ)は、千葉県館山市出野尾にある、真言宗智山派の寺院。山号は金剛山。本尊は不動明王。観音堂に聖観世音菩薩を祀る。 概要寺伝によると、710年(和銅3年)行基が創建したと伝えられ、密教道場として隆盛を極めたという。1286年(弘安9年)物部国光は梵鐘を鋳造する。銘文にある「金剛山大荘厳寺」は小網寺の古称といわれている。称名寺の開山・審海の密教法具21点が伝わる。その後荒廃し、1475年(文明7年)宗秀が中興開山したという。里見義実は師檀の契り厚く、寺領を寄進する。1636年(寛永13年)徳川家光は朱印地25石を与える。 文化財重要文化財
千葉県指定文化財
館山市指定文化財
交通アクセス隣の札所
脚注
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