将軍 SHŌGUN
『将軍 SHŌGUN』(しょうぐん、原題:Shōgun)は、ジェームズ・クラベルの小説『将軍』(Shōgun)を原作として、1980年にアメリカ合衆国・NBCで制作・放送されたテレビドラマ。劇場映画として編集されヨーロッパや日本で上映されたほか、日本ではテレビでも放送された。 内容17世紀、オランダ船の乗組員である主人公のイギリス人航海士ジョン・ブラックソーンは、江戸時代初期の日本に漂着する。ヨーロッパとはまったく違う社会制度や生活習慣に驚きながらも、吉井虎長らの武将やヨーロッパ人宣教師らなどと関わり、政治的に激動する日本で生きていく。 実在したイギリス人ウィリアム・アダムス(三浦按針)をモデルにしているが、内容は実在の人物を架空の人名に置き換えたフィクションである。 村人がおじぎをしなかったからという理由で、役人にいきなり切り殺されたり、何の詮議もなく、主人公たちが捕えられ投獄された上、無差別に船員の一人が連行され釜茹でにされてしまうなど、当時の日本でも考えられないような荒唐無稽な描写もされている。 ただし加賀藩では元和4年、姦通の末に夫を殺害した田上弥右衛門の妻たねが「釜煎」に処された。 こういう事例を元にして脚本が描かれた背景がある。
キャスト日本語吹替は「テレビシリーズ版(1981) / 劇場公開版(1992)」の順に記載。いずれもテレビ朝日放送時に製作。テレビシリーズ版がソフトに収録。
スタッフ
日本語版
公開・放送アメリカ合衆国
日本
DVD
受賞歴エミー賞
ゴールデン・グローブ賞
リメイク2013年にフォックス放送が本作を再ドラマ化することを発表し、『ソーシャル・ネットワーク』のマイケル・デ・ルカと『エリザベス1世 〜愛と陰謀の王宮〜』のナイジェル・ウィリアムズがプロデューサーを担当する予定だった[4]。 2021年から米FX製作のドラマが撮影され、作者の娘ミカエラ・クラベルも製作総指揮として参加。1シーズンのリミテッド・シリーズで、出演は製作も兼ねる真田広之(虎長 役)、コスモ・ジャーヴィス(ブラックソーン役)、澤井杏奈(まり子 役)、浅野忠信(柏木矢部 役)、二階堂ふみ(落葉 役)[5][6]。 →詳細は「SHOGUN 将軍」を参照
その他
脚注出典
外部リンク |