富貴駅
富貴駅(ふきえき)は、愛知県知多郡武豊町にある名古屋鉄道(名鉄)の駅である。駅番号はKC17。当駅で河和線から知多新線が分岐する。 歴史
駅構造単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線の地上駅で、駅集中管理システムが導入された無人駅である(管理駅は知多半田駅)。2023年(令和5年)9月29日までは終日駅員が配置されていた[2]。改札口は1番ホーム側の河和・内海寄りにあり、自動券売機(継続manaca定期乗車券の購入も可能だが、名鉄ミューズカードでの決済は7:00~22:00の間に限られる)を1台備えている。ホームは全て8両編成に対応しているが、河和・内海寄りに構内踏切があるため、2・3番ホームの長さは1番ホームより僅かに短い。そのため2021年に運行された2000系と9500系による特別列車の場合は上りのみ最後尾の車両を締切した。 各ホームと駅舎は、河和口駅・上野間駅側のホーム端にある構内踏切でつながっている。駅の出入口はその東側に位置する。 日中においては、河和行きの列車は約15分間隔、内海行きの列車は30分間隔でそれぞれ発着する。
発車番線は統一されていない。なお、無人駅化に際して、河和行と内海行の発車番線案内表示器が設置された。 1番線に太田川方面からの列車、2番線に河和方面からの列車、3番線に内海方面からの列車が入線する。河和方面から3番線には入線できない。なお、2番線から平日2本、土休日3本のみ内海行きが出発する。構造上、知多新線から太田川方面への列車に限り待避が可能であるが当駅での追い抜きは行われない。事故などで河和方面や知多新線が運転見合わせとなった場合、太田川方面から当駅止まりの列車が設定されることがある。この場合、1番線で客を下ろしたあと一旦河和側に引き上げ、改めて2番線に入線する形になる。当駅始発の太田川方面行きの列車も一日数本設定されている。 2011年(平成23年)のダイヤ改正以降、日中に当駅折り返しの普通列車が設定されなくなったため、普通列車は当駅で別方面を発着する優等列車に接続しなくなった。2023年のダイヤ改正以降、内海発着の普通列車は朝と深夜のごく数本を除いて当駅で折り返している。 8両編成で運転される下りの特急列車の後寄りの2両(7・8号車)に乗車した場合、次のドアが開く駅は、河和行き・内海行きともに終点となる。これは途中駅では6両編成分までしか対応しておらず、6号車と7号車の間は列車内から通り抜けができないので、誤って7・8号車に乗車すると途中駅での下車が出来ないためである。
配線図
利用状況
駅周辺当駅名や周辺の公共施設名などには「富」の部首が宀(うかんむり)となったものを用いるが、付近の地名は冖(わかんむり)を用いることも多い。 主な施設
バス路線駅東口に「富貴駅東」の停留所がある。
隣の駅
※ かつては河和口 - 当駅間に四海波駅、布土駅が存在した。また、知多武豊 - 当駅間にも浦島駅があった。 脚注
関連項目外部リンク
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