安国市
安国市(あんこく-し)は中華人民共和国河北省保定市に位置する県級市。古くから製薬の盛んな町として知られ、現在でも「薬都」「天下第一薬市」の異名がある。 歴史前漢により設置された安国県を前身とする。南北朝時代の446年(太平真君7年)、北魏により廃止されたが501年(景明2年)に再設置され、北斉が成立すると再び廃止されている。 586年(開皇6年)、隋朝は義豊県として再設置、唐代になると697年(万歳通天2年)に立節県と、705年(神龍元年)に再び義豊県と改称された。北宋が成立すると太平興国初年に蒲陰県と改称、明代には蒲陰県は廃止となり管轄区域は祁州直轄とされた。 1913年(民国2年)の州制廃止に伴い祁県とされたが、翌年に安国県と改称される。1991年に県級市に昇格し安国市と改編され現在に至る。 行政区画
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