社会医療法人厚生会 多治見市民病院[1](しゃかいいりょうほうじんこうせいかい たじみしみんびょういん)は、岐阜県多治見市前畑町にある多治見市が運営する公共の病院である。2010年4月1日に指定管理者制度を導入し、指定管理者名を冠した現名称に改称。
診察科
特徴
- 難病相談外来
- 毎月第2土曜日に診察。相談外来にしているのは、難病であるか分からない状態や、難病の確定診断がされていないなど、原因不明の症状で不安を抱えている方が相談しやすい外来として開設された。
- 介護福祉施設との連携
- 特定行為研修を修了した看護師(特定看護師)が連携している介護福祉施設に出向き、介護福祉施設の職員と一緒に入所者の全身を管理。病気の症状がある際には、多治見市民病院の救急総合診療部に連絡。重症化しないよう、できる限り早い時期に治療を行い、病気の症状が出る前と同じ健康状態で介護福祉施設に帰ることができるよう取り組んでいる。なお、この取り組みは多治見市民病院の独自のものであり、医療保険では請求ができないことから、多治見市民病院の負担で賄われている。
- 高齢者医療への取り組み
- 高齢者は身体の多くが専門医レベルで悪くなっているため、高齢者医療には専門医たちの連携が必要となる。多治見市民病院では、定期的に内科全員でカンファレンスを開き全身を管理している。
フロア構造
- 1階
- 正面玄関、総合受付
- 北東側は内科外来、北西側は整形外科・脳神経外科外来
- 南東側は放射線科外来・内視鏡室、南西側は救急治療室となっている。
- 放射線科には7月から、1.5Tの最新鋭MRIが導入されている。
- 2階
- 北東側は外科・耳鼻咽喉科外来、眼科・婦人科外来、北西側は生理検査室
- 南東側は健康管理センター
- 健康管理センターには岐阜県初の ABUS(乳房用超音波画像診断装置)が導入されている。
- 南西側はリハビリ室となっており堤防からの出入りができる。
- 中央には栄養課、化学療法室、売店が設けられている。
- 3階
- 北東側は小児科外来、泌尿器科・皮膚科・形成外科外来
- 北西側は採血室となっている。
- 4階北
- 4階南
- 5階北
- 5階南
- 6階北
- 6階南
- 7階
- PH階
病室設備
病院周辺
イベント
- 子どもメディカルスタッフ体験ツアー(7月)
- クリスマスコンサート(12月)
交通アクセス
脚注
- ^ 多治見市病院事業の設置等に関する条例第1条第2号による。
関連項目
外部リンク