境界軍境界軍(Army of the Border)は南北戦争中の北軍の軍。 1864年の南軍スターリング・プライスの侵攻に対応するために、カンザス軍管区(Department of Kansas)下の部隊を集めて編成された。司令官はサミュエル・カーティスが務めた。 概要南カンザス小軍管区(District of South Kansas)司令官であったジェームズ・ブラント(James G. Blunt)少将が、境界軍第1師団の師団長となった。第1師団は3個志願兵騎兵旅団と1個カンザス州民兵旅団で構成されていた。また、ジョージ・ダイツラー(George Deitzler)少将が、民兵で構成される大2師団を率いた。 ブラント師団は1864年10月19日の第二次レキシントンの戦い(Second Battle of Lexington)と10月21日のリトルブルー川の戦い(Battle of Little Blue River)に参加し、どちらも敗北に終った後にカンザス州ウェストポートでカーティスと合流した。1864年10月23日ウェストポートの戦いでは、カーティスの2個師団は、ミズーリ軍管区(Department of the Missouri)から派遣されたアルフレッド・プレソントンの騎兵師団が加わり、兵力は22,000人に達した。戦闘の後、民兵部隊はそれぞれの故郷に戻り、ブラントの志願兵部隊のみがプレソントンの師団と共に追撃を行った。10月28日、ブラントの師団は第二次ニュートニアの戦い(Second Battle of Newtonia)で、プライスを打ち破り、これが最後の大きな戦いとなった。 司令官
主要な戦い
戦闘序列ウェストポートの戦い→詳細は「en:Westport Union order of battle」を参照
マインクリークの戦い→詳細は「en:Mine Creek Union order of battle」を参照
参考資料
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