国立西が丘サッカー場
西が丘サッカー場(にしがおかサッカーじょう)は、東京都北区の国立スポーツ科学センターにあるサッカー専用の球技場である。施設は独立行政法人日本スポーツ振興センター(以下「JSC」)が所有しており、JSCが運営・管理も行っている。正式な施設名称は「国立スポーツ科学センター(西が丘)サッカー場」(こくりつスポーツかがくセンター(にしがおか)サッカーじょう)である[2]。 東京都中央区に本社を置く味の素が命名権を取得しており、2012年5月1日から「味の素フィールド西が丘」(あじのもとフィールドにしがおか)の名称を用いている(後述)。 概要連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)に接収地された東京兵器補給廠(TOD)の第1地区(東京陸軍兵器補給廠)が返還された後の用途として国立競技場の建設が決まり、国立西が丘運動場と合わせて球技場として整備されたものである[3]。当初は総合球技場として整備されたが、後にサッカー専用となっている。 国立西が丘運動場は後に閉鎖され、跡地に国立スポーツ科学センターとナショナルトレーニングセンター中核拠点(NTC)が建設されており、トレーニング拠点としても活用される。 施設概要天然芝ピッチ(ティフトンとペレニアルライグラスのオーバーシード、105m×68m[4])の四辺を一層式のスタンドが囲む。メインスタンドとバックスタンドは全席個席だが、屋根はメインスタンドの一部にしかない。サイドスタンドは座席はあるが原則立見席。収容人員は7,258人(個席:5,073、立見席:2,180、障害者席:5)[4]。 大会本部や選手控室などの諸室が南側(NTC側)サイドスタンド下にあるため、選手入場の際にはメインスタンドと南側サイドスタンドの間(すなわちコーナーフラッグの後方)から入場する形となっている。 沿革
開催された主な大会
命名権2011年12月、JSCは国立西が丘サッカー場の命名権を公募した[2]。2012年5月3日、味の素が国立西が丘サッカー場の命名権を取得する契約をJSCと締結した。2013年5月1日からの5年契約(総額7,500万円)で、「味の素フィールド西が丘」(英語:AJINOMOTO FIELD NISHIGAOKA)の呼称を使用している[2]。なお、Jリーグや日本サッカー協会は「味フィ西」の略称を用いている[8][9]。 エピソード
アクセス鉄道バス
周辺施設
フォトギャラリー
出典
関連項目
外部リンク
命名権による名称
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