品川機関区品川機関区(しながわきかんく)は、かつて東京都港区にあった日本国有鉄道(国鉄)東京南鉄道管理局・日本貨物鉄道(JR貨物)関東支社の車両基地である。一時期、機関区本屋(事務所)に日本貨物鉄道情報システム部が置かれていた。 配置車両に表示される略号機関車:「品」…品川の「品」から構成される。 配置車両電気機関車が配置され東海道本線の旅客列車を受け持っていた東京機関区とは異なり、基本的に構内入換や小運転用の蒸気機関車とディーゼル機関車が配置されていた。 国鉄時代は、品川客車区構内での客車入換や通称築地市場線も担当していたが、国鉄分割民営化直前に田端運転所に移管されている。民営化後は、関東地方の貨物駅での入換業務を中心に担当していた。 日々の走行距離が少なく重仕業もないことから、愛好家の間では、車齢は高いながら状態の良い「カマ」が居る「クラ」(機関庫)として知られ、歴代の配属機は、山手線や東海道・横須賀線の車窓から毎日見ることができたこともあり、親しまれ、写真も比較的多く残されている。 国鉄時代の主な配置車両
JR貨物時代の配置車両
歴史
その後、整地のうえ再開発されて跡形もなくなっている 関連項目 |