和泉 (川崎市)
和泉(いずみ)は、神奈川県川崎市多摩区の大字。2022年1月28日現在、住居表示は未実施[5]。この町域独自の郵便番号は存在しない。面積は0.085km2[2]、2024年3月31日時点での人口(住民基本台帳と外国人登録を基準として)は、0人(0世帯)である[1]。 地理多摩区の北部に所在し、約3分の2を多摩川の河川敷や堤防が占めている[6]。残りの堤内地はマクセルスリオンテック事業本部の工場敷地となっており、人家はない[7]。 和泉は北東端で多摩川を挟んで東京都狛江市元和泉と、南端では登戸と、西端では中野島と接する(特記のない町域は多摩区)。 歴史江戸時代の当地は対岸と同じ多摩郡和泉村に属しており、多摩川の流路が北寄りに変化したことにより、当地が飛地となった[6]。その後、明治末に府県境が変更され、当地は神奈川県に属することとなった[6]。ただ、「西南河原」[7]という小字が示すように、多摩川の氾濫原であり、人家や田畑としての土地利用ができず、雑木林となっていた。そのため、「薪場」と呼ばれ、薪を採取する入会地となっていた[6]。堤防の整備がなされてからは、戦時中に菅原電気(現マクセルホールディングス)の工場が建設され[7]、これは現在まで操業を続けている。 町名の由来現在の狛江市側にある泉龍寺の湧き水を村に用水として引いたことに由来する。古くは「出水」とも表記された[7]。 沿革
交通バス当地を通る路線バスは存在しないが、近隣に「和泉」というバス停が設置されている[6]。 道路施設
学区公立の小中学校の学区は、和泉全域で川崎市立中野島小学校、川崎市立中野島中学校となっている[10]。ただし、当地には小中学生を含め住民が現存しない(前述)。 その他日本郵便警察町内の警察の管轄区域は以下の通りである[12]。
関連項目脚注
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