口縁部口縁部(こうえんぶ、英: rim)とは、考古学で土器や陶磁器の特徴を表現する場合に、特に口の部分の部位を指して呼称する語である。ただし、厳密に土器や陶磁器の口の部分の先端からの範囲が決まっているわけではなく、土器や陶磁器の特徴を表現する状況によってその範囲が変化する。 概要口縁部は、土器や陶磁器の製作年代によって著しく特徴的に変化する部分であり、しばしば、口縁部の変化が編年の指標になることがある。典型的な例として、常滑焼の甕や鉢の口縁部の変化が挙げられる。口縁部のうち、先端に当たる部分を |