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北山晴一

北山 晴一(きたやま せいいち、1944年 - )は、日本の社会学者歴史学者社会運動家

立教大学名誉教授、文化ファッション大学院大学客員教授、社会デザイン学会会長。

専門と研究分野は、社会学、歴史学(歴史社会学、社会史)、社会デザイン学、比較文明学。

来歴

東京都生まれ。1945年3月、東京大空襲で九死に一生を得る。1968年東京大学文学部仏文学科卒業。1977年、同大学院博士課程満期退学。

1972年、フランス政府給費留学生としてフランス留学(1976年まで)、クレルモン・フェラン大学で歴史家ミシュレJules Michelet研究の第一人者ポール・ヴィアラネーfr:Paul Viallaneix)教授に師事。1976年から1987年までパリ第3大学国立東洋言語文化研究所)専任講師。1987年、立教大学文学部助教授。1989年、教授。1998年、立教大学大学院文学研究科比較文明学専攻教授。2000年から2002年まで、立教大学ジェンダーフォーラム所長。2002年、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授。2004年から2010年まで、同研究科委員長。2008年から2010年まで、立教大学社会デザイン研究所所長。2010年、立教大学、定年、退任、名誉教授。2010年、大阪樟蔭女子大学教授。2015年定年、退任。

2006年、社会デザイン学会設立、会長。2011年11月、入道得度(日蓮宗不受不施派)。2013年、一般社団法人社会デザイン研究所設立、代表理事。2015年から、文化ファッション大学院大学客員教授。2015年10月、一般社団法人日本脳損傷者ケアリング・コミュニティ学会の設立に参加、理事ついで監事。

著書

  • 『世界の食文化 16 フランス』農山漁村文化協会、2008
  • 『衣服は肉体になにを与えたか 現代モードの社会学』朝日新聞社、1999.朝日選書
  • 『男と女の「欲望」に掟はない』講談社、1998
  • 『官能論 人はなぜ美しさにこだわるのか』講談社、1994
  • ヌードモードの間 欲望の考現学』日本経済新聞社、1993
  • 美食の社会史』朝日新聞社、1991.朝日選書
  • 『おしゃれの社会史』朝日新聞社、1991.朝日選書
  • 『美食と革命 十九世紀パリの原風景』三省堂、1985
  • 『おしゃれと権力 十九世紀パリの原風景』三省堂、1985

共編著

共著

他の論文等

  • 「フランスにおけるテロワールの再発見: 徒歩から馬車、鉄道、車、そして徒歩への回帰 」、機関誌『観光文化』(発行:公益財団法人日本交通公社)37(2)、特集 「ホテル・旅館の歴史に見る交流機能と文化表現の変遷」、2013年4月
  • 招聘論文「食文化研究から見えてくるもの : グローバル化の中のフランス型ビジネスモデル」、『異文化経営研究』 (8), 2011年12月
  • 「ケアリングと社会デザイン」、雑誌『地域リハビリテーション』誌第6巻7号、特集「新しいコミュニティケアの実現にむけて」所収、三輪書店、2011年7月
  • 「TOHU~もっともモンレアル的な非営利組織の試み」、立教大学比較文明学会紀要『境界を越えて』第11号所収、2011年3月
  • 「文明化行為と宿命」、立教大学比較文明学会紀要『境界を越えて』第10号所収, 2010年3月
  • 「80年代を語ることの意味(2)~大平総理の政策研究会のめざしたものとは~」、『21世紀社会デザイン研究』(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科紀要)第8号、2010年.2月
  • 「80年代を語ることの意味-時代はいかにして閉じられていったか-」、立教大学比較文明学会紀要『境界を越えて 比較文明学の現在』第9号、2009年3月
  • 「 〔立教大学大学院〕21世紀社会デザイン研究科誕生の経緯と意義」、『21世紀社会デザイン研究』 (立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科紀要)2002(1)、2004年2月
  • 「『境界を越えて--比較文明学の現在』創刊にあたって なにゆえの比較文明学か」、立教大学比較文明学専攻紀要『境界を越えて 比較文明学の現在』創刊号、2001年2月
  • 「社会規範の不安定化と比較文明学─家族問題からの考察」、日本比較文明学会『比較文明』16号、刀水書房、2000年
  • 「パリ・モ-ド夢想」(<特集>ファッション--都市のメディア装置)、雑誌『ユリイカ』18(3)、青土社、1986年3月
  • 「パリ東洋語学校日本学科の憂鬱」、雑誌『中央公論』99(8)、1984年8月
  • 「ミッテラン左翼政権KGB追放の真相 (ソ連の何が怖いのか)」、雑誌『中央公論』 98(8)、1983年7月
  • 「反人類的犯罪とは何か--パリ通信--ナチ戦犯バルビ-逮捕の波紋」、雑誌『中央公論』 98(4)、1983年4月

翻訳

参考

外部リンク

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