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前田吉朗

前田 吉朗
基本情報
本名 前田 吉朗
通称 世界が恐れるナニワの侍
浪速のヒットマン
浪速の怪童
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1981-10-31) 1981年10月31日(43歳)
出身地 香川県高松市
居住 日本の旗 日本
大阪府大阪市
所属 P'sLAB大阪稲垣組
パンクラス大阪稲垣組
身長 170cm
体重 62kg
階級 フェザー級
バンタム級
フライ級
バックボーン 総合格闘技
テーマ曲 RAINBOW MAN
THE YELLOW MONKEY
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前田 吉朗(まえだ よしろう、1981年10月31日 - )は、日本の元男性総合格闘家香川県高松市出身。パンクラス大阪稲垣組所属。元DEEPバンタム級王者。元フェザー級キング・オブ・パンクラシスト

来歴

中学時代は卓球部に所属。2000年5月26日、テレビで船木誠勝 vs ヒクソン・グレイシー戦(コロシアム2000)を観て総合格闘技に興味を抱き、総合を学ぶべく、地元香川から大阪へ。格闘技経験のないままP'sLAB大阪に入門した。

2002年11月、全国総合格闘技オープントーナメント全国大会 60kg未満級で優勝を果たした。

2003年2月16日、P'sLAB大阪プロ第1号選手としてパンクラスにてプロデビュー。同年7月27日、決勝戦で志田幹に勝利しパンクラス ネオブラッド・トーナメント フェザー級を優勝した。以降デビュー以来14戦無敗であった。

2005年5月22日、PRIDE初出場となったPRIDE 武士道 -其の七-チャールズ・"クレイジー・ホース"・ベネットと対戦し、デビュー以来初の敗北を喫した。

2005年10月28日、DEEP 21 IMPACTで開幕したDEEPフェザー級(-65kg)トーナメントの1回戦でTAISHOにKO勝ち。12月2日、DEEP 22 IMPACTの準決勝でムアンファーレッグ・ギャットウィチアンにKO勝ち。2005年12月2日、DEEP 22 IMPACTの決勝にて今成正和アンクルホールドで一本負け。

2006年3月19日、PANCRASE 2006 BLOW TOURでDJ.taikiと対戦し、TKO負け。

2006年6月6日、パンクラス初代フェザー級(-64kg)王座決定トーナメント1回戦で山本篤と対戦し、跳び膝蹴りでKO勝ち。8月27日、決勝でDJ.taikiと再戦し、2-1の判定勝ちを収めリベンジを果たすと共に王座獲得に成功した。

2006年11月5日、PRIDE 武士道 -其の十三-ジョー・ピアソンと対戦し、開始54秒フロントチョークで一本負け。

2007年4月27日、パンクラスでCWFCフェザー級王者ダニー・バッテンと対戦し、3-0の判定勝ち。

2007年12月22日、DEEP PROTECT IMPACT in OSAKAでキム・ジョンマンと対戦し、0-0の判定で引き分けた。

WEC

2008年2月13日、WEC初出場となったWEC 32でチャーリー・ヴァレンシアと対戦し、左ミドルキックで1RKO勝ち。

2008年6月1日、WEC 34のWEC世界バンタム級タイトルマッチで王者ミゲール・トーレスに挑戦。テイクダウンを数度奪うも、顔面へのパンチを受け続けて右目が腫れ、3ラウンド終了時にドクターストップでTKO負けを喫し王座獲得に失敗した。敗れはしたものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2008年9月10日、WEC 36でハニ・ヤヒーラと対戦予定であったが、開催地のフロリダにハリケーン直撃の恐れがあったため開催延期された。

2008年10月、バンタム級転向を表明し、パンクラスフェザー級王座を返上した。

2008年11月5日、WEC 36でハニ・ヤヒーラと対戦し、フロントチョークで一本負けを喫した。

DREAM

2009年3月8日、DREAM初出場となったDREAM.7のフェザー級(-63kg)グランプリ1回戦でミカ・ミラーと対戦し、3-0の判定勝ち。5月26日、DREAM.9の2回戦で高谷裕之と対戦し、TKO負けを喫した。

2009年10月25日、DREAM初のケージ開催となったDREAM.12チェイス・ビービと対戦し、チョークスリーパーで一本勝ちを収めた。

2010年3月22日、DREAM.13コール・エスコベドと対戦し、左ハイキックで失神KO負けを喫した。

2010年5月29日、ケージ開催となったDREAM.14大沢ケンジと対戦し、1-2の判定負けを喫した。

2010年10月24日、DEEP 50 IMPACTで大塚隆史と対戦し、2-0の判定勝ちを収めた[1]

2010年12月30日、戦極 Soul of Fightで行なわれたSRC VS DREAM 交流戦で金原正徳と対戦し、パンチラッシュでTKO勝ちを収めた[2]

2011年5月29日、DREAM JAPAN GPのバンタム級日本トーナメント1回戦で所英男と対戦。試合直前の練習で腰を痛め、奮戦するものの2Rに悪化しセコンドがタオルを投入してTKO負け[3]

2012年2月18日、DEEP 57 IMPACTで行われたDEEPバンタム級タイトルマッチで王者の大塚隆史に挑戦し、チョークスリーパーで一本勝ちを収め王座獲得に成功した[4]

2012年8月18日、DEEP 59 IMPACTで行われたDEEPバンタム級タイトルマッチで挑戦者の和田竜光と対戦し、3Rにチョークスリーパーで一本勝ちを収め王座の初防衛に成功した。

2012年12月31日、DREAM.18 & GLORY 4ビビアーノ・フェルナンデスと対戦し、三角絞めで一本負け。

2013年4月26日、DEEP 62 IMPACTで行われたDEEPバンタム級タイトルマッチで挑戦者のDJ.taikiと対戦。1Rは優勢に進めるも、2RにパウンドでTKO負けを喫し王座陥落した。

2014年2月23日、VTJ4 thで行われたフライ級トーナメント1回戦で修斗世界バンタム級(-56kg)王者神酒龍一と対戦し、0-3の判定負け。

2014年6月22日、DEEP 67 IMPACTで元谷友貴と対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本負け。

2014年12月31日、DEEP DREAM IMPACT 2014 〜大晦日SPECIAL〜越智晴雄と対戦し、2-0の判定勝ち。

2015年9月13日、VTJ 7thで征矢貴と対戦し、判定勝ち。

2021年3月20日、PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.2で平良達郎と対戦し、スリーパーホールドで一本負け。

2021年11月20日、RIZIN初出場となったRIZIN.32砂辺光久と18年ぶりに再戦し、判定勝ち。

戦績

プロ総合格闘技

総合格闘技 戦績
61 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
39 15 8 15 1 3 0
19 9 6 4 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
砂辺光久 5分3R終了 判定3-0 RIZIN.32 2021年11月20日
× 平良達郎 1R 1:01 スリーパーホールド PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.2 2021年3月20日
× 福田龍彌 3R 4:57 TKO(スタンドパンチ連打) PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.4 in OSAKA 【修斗世界フライ級暫定王座決定戦】 2020年7月12日
ペイヨングサック 1R 3:18 スリーパーホールド DEEP & PANCRASE大阪大会 2019 2019年11月17日
内藤頌貴 5分3R終了 判定2-1 SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 第5戦 2019年6月30日
× 清水清隆 1R 4:37 KO(グラウンドパンチ) SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 開幕戦 2019年1月27日
オニボウズ 5分3R終了 判定3-0 プロフェッショナル修斗 in OSAKA 2018 2018年6月17日
キム・ヨンハン 1R 0:54 TKO プロフェッショナル修斗公式戦 in OSAKA 2017年6月25日
× 覇彌斗 5分3R終了 判定0-3 修斗 後楽園ホール大会 2017年1月29日
ランボー宏輔 2R 2:43 チョークスリーパー 修斗 FIGHT & MOSH 2016年4月23日
征矢貴 5分3R終了 判定3-0 VTJ 7th 2015年9月13日
渡辺健太郎 5分3R終了 判定3-0 VTJ in OSAKA 2015年6月21日
越智晴雄 5分3R終了 判定2-0 DEEP DREAM IMPACT 2014 〜大晦日SPECIAL〜 2014年12月31日
× 元谷友貴 1R 4:59 腕ひしぎ十字固め DEEP 67 IMPACT 2014年6月22日
× 神酒龍一 5分3R終了 判定0-3 VTJ 4th
【フライ級トーナメント 1回戦】
2014年2月23日
マモル 5分3R終了 判定1-0 TRIBE TOKYO FIGHT 〜長南亮引退興行〜 2013年10月20日
× DJ.taiki 2R 1:41 TKO(右アッパー→パウンド) DEEP 62 IMPACT
【DEEPバンタム級タイトルマッチ】
2013年4月26日
× ビビアーノ・フェルナンデス 1R 1:46 三角絞め DREAM.18 & GLORY 4 〜大晦日 SPECIAL 2012〜 2012年12月31日
和田竜光 3R 2:32 チョークスリーパー DEEP 59 IMPACT
【DEEPバンタム級タイトルマッチ】
2012年8月18日
大塚隆史 2R 3:13 チョークスリーパー DEEP 57 IMPACT 〜12年目の現実〜
【DEEPバンタム級タイトルマッチ】
2012年2月18日
× 中村"アイアン"浩士 5分3R終了 判定0-3 DEEP CAGE IMPACT 2011 in TOKYO 2nd ROUND 2011年10月29日
× 所英男 2R 0:43 TKO(タオル投入) DREAM JAPAN GP -2011バンタム級日本トーナメント-
【バンタム級日本トーナメント 1回戦】
2011年5月29日
金原正徳 1R 1:27 TKO(スタンドパンチ連打) 戦極 Soul of Fight 2010年12月30日
大塚隆史 5分3R終了 判定2-0 DEEP 50 IMPACT 〜10年目の奇跡〜 2010年10月24日
× 大沢ケンジ 5分3R終了 判定1-2 DREAM.14 2010年5月29日
× コール・エスコベド 1R 2:29 KO(左ハイキック) DREAM.13 2010年3月22日
チェイス・ビービ 1R 3:36 チョークスリーパー DREAM.12 2009年10月25日
クレベル・コイケ 1R 4:00 反則失格(ローブロー) DEEP OSAKA IMPACT 2009年8月30日
× 高谷裕之 1R 9:40 TKO(パウンド) DREAM.9 フェザー級グランプリ2009 2nd ROUND
【フェザー級グランプリ 2回戦】
2009年5月26日
ミカ・ミラー 2R(10分/5分)終了 判定3-0 DREAM.7 フェザー級グランプリ2009 開幕戦
【フェザー級グランプリ 1回戦】
2009年3月8日
× ハニ・ヤヒーラ 1R 3:30 フロントチョーク WEC 36: Faber vs. Brown 2008年11月5日
× ミゲール・トーレス 3R終了時 TKO(ドクターストップ) WEC 34: Faber vs. Pulver
【WEC世界バンタム級タイトルマッチ】
2008年6月1日
チャーリー・ヴァレンシア 1R 2:29 KO(左ミドルキック) WEC 32: Condit vs. Prater 2008年2月13日
キム・ジョンマン 5分3R終了 判定0-0 DEEP PROTECT IMPACT in OSAKA 2007年12月22日
ジョニー・フラシェ 1R 3:38 TKO(パウンド) PANCRASE 2007 RISING TOUR 2007年9月5日
ダニー・バッテン 5分3R終了 判定3-0 PANCRASE 2007 RISING TOUR 2007年4月27日
井上学 1R 4:36 TKO(踏みつけ) PANCRASE 2007 RISING TOUR 2007年2月4日
× ジョー・ピアソン 1R 0:54 フロントチョーク PRIDE 武士道 -其の十三- 2006年11月5日
DJ.taiki 5分3R終了 判定2-1 PANCRASE 2006 BLOW TOUR
【フェザー級王座決定トーナメント 決勝】
2006年8月27日
山本篤 2R 4:36 KO(跳び膝蹴り) PANCRASE 2006 BLOW TOUR
【フェザー級王座決定トーナメント 1回戦】
2006年6月6日
× DJ.taiki 2R 0:35 TKO(パンチ) PANCRASE 2006 BLOW TOUR 2006年3月19日
× 今成正和 3R 1:31 アンクルホールド DEEP 22 IMPACT
【フェザー級トーナメント 決勝】
2005年12月2日
ムアンファーレッグ・ギャットウィチアン 1R 2:26 KO(サッカーボールキック) DEEP 22 IMPACT
【フェザー級トーナメント 準決勝】
2005年12月2日
TAISHO 1R 0:32 KO(左ハイキック) DEEP 21 IMPACT
【フェザー級トーナメント 1回戦】
2005年10月28日
志田幹 3R 2:17 KO(パンチ) PANCRASE 2005 SPIRAL TOUR 2005年9月4日
コリン・マンサー 1R 2:34 TKO(パウンド) PANCRASE 2005 SPIRAL TOUR 2005年7月31日
× チャールズ・"クレイジー・ホース"・ベネット 1R 1:55 KO(右フック) PRIDE 武士道 -其の七- 2005年5月22日
村田卓実 1R 4:16 腕ひしぎ十字固め PANCRASE 2005 SPIRAL TOUR 2005年4月10日
今成正和 5分3R終了 判定0-1 DEEP 18th IMPACT 2005年2月12日
築城実 1R 4:02 KO(右膝蹴り) PANCRASE 2004 BRAVE TOUR 2004年12月21日
フレジソン・パイシャオン 5分3R終了 判定3-0 PANCRASE 2004 BRAVE TOUR 2004年8月22日
杉内勇 1R 1:32 KO(右フック) PANCRASE 2004 BRAVE TOUR 2004年5月28日
梅村寛 1R 2:26 TKO(パウンド) DEEP 14th IMPACT in OSAKA 2004年4月18日
アレッシャンドリ・ソッカ 2R 0:25 KO(パウンド) PANCRASE 2004 BRAVE TOUR 2004年2月15日
バレット・ヨシダ 1R 1:29 KO(グラウンドパンチ) PANCRASE 2003 HYBRID TOUR 2003年11月30日
渡辺智史 5分2R終了 判定3-0 PANCRASE 2003 HYBRID TOUR 2003年10月4日
志田幹 5分2R終了 判定3-0 PANCRASE 2003 HYBRID TOUR
【ネオブラッド・トーナメント フェザー級 決勝】
2003年7月27日
実原隆浩 2R 1:05 TKO(パンチ連打) PANCRASE 2003 HYBRID TOUR
【ネオブラッド・トーナメント フェザー級 1回戦】
2003年7月27日
佐藤伸哉 5分2R終了 判定2-0 PANCRASE 2003 HYBRID TOUR 2003年6月22日
砂辺光久 5分2R終了 判定3-0 PANCRASE 2003 HYBRID TOUR 2003年5月18日
梅木繁之 2R 1:29 チョークスリーパー PANCRASE 2003 HYBRID TOUR 2003年2月16日

アマチュア総合格闘技

勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 牧瀬洋人 5分1R終了 判定0-3 第4回アマチュアパンクラスオープントーナメント
【70kg未満級 2回戦】
2002年11月3日
山田泰範 5分2R終了 時間切れ PANCRASE 2002 SPIRIT TOUR
【パンクラスゲート】
2002年8月25日
竹内美樹男 5分2R終了 時間切れ PANCRASE 2002 SPIRIT TOUR
【パンクラスゲート】
2002年5月11日

エキシビション

勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
- 稲垣克臣 2分1R 前田吉朗引退興行 2022年4月10日
- 北方大地 2分1R 前田吉朗引退興行 2022年4月10日
- 砂辺光久 2分1R 前田吉朗引退興行 2022年4月10日

獲得タイトル

  • 全国総合格闘技オープントーナメント全国大会 60kg未満級 優勝(2002年)
  • 第9回ネオブラッド・トーナメント フェザー級 優勝(2003年)
  • 初代フェザー級キング・オブ・パンクラス王座(2006年)
  • 第3代DEEPバンタム級王座(2012年)

表彰

  • WEC ファイト・オブ・ザ・ナイト(1回)

脚注

関連項目

外部リンク

前王者
王座新設
初代パンクラスフェザー級王者

2006年8月27日 - 2008年10月4日

空位
次タイトル獲得者
マルロン・サンドロ
前王者
大塚隆史
第3代DEEPバンタム級王者

2012年2月18日 - 2013年4月26日

次王者
DJ.taiki
Kembali kehalaman sebelumnya