佐久間 正(さくま ただし、1910年1月17日 - 1992年9月26日)は、日本のスペイン語学者、東西交渉史学者。
東京出身。1938年中央大学法学部卒。1945年横浜市立経済専門学校講師、1949年横浜市立大学助教授、教授、1960年亜細亜大学教授、1962年清泉女子大学教授。80年定年[1]。
著書
- 『入門スペイン語』(三笠書房) 1958
- 『NHKスペイン語第一歩』(三笠書房) 1959
- 『南蛮人のみた日本』(主婦の友社、Tomo選書) 1978
翻訳
- 『魔法使い 対訳』(ドン・ファン・バレーラ、訳註、三笠書房) 1957
- 『日本王国記』(アビラ・ヒロン、会田由・岩生成一共訳注、岩波書店、大航海時代叢書) 1965
- 『日本巡察記』(ヴァリニャーノ、松田毅一共訳注、桃源社、東西交渉旅行記全集 第5巻) 1965
- 『日本巡察記』増補版、平凡社東洋文庫 1973。松田毅一・近松洋男共編訳
- 『鈴田の囚人 カルロス・スピノラの書簡』(ディエゴ・パチェコ編著、長崎文献社) 1967
- 『長崎を開いた人 コスメ・デ・トーレスの生涯』(パチェコ・ディエゴ、中央出版社) 1969
- 『ディエゴ・デ・サン・フランシスコ報告・書簡集』(キリシタン文化研究会) 1971
- 『福者フランシスコ・モラーレスO.P.書簡・報告』(ホセ・デルガード・ガルシーアO.P.、編注、キリシタン文化研究会) 1972
- 『日本殉教録』正・続(ペドゥロ・モレホン、野間一正共訳、キリシタン文化研究会) 1973 ‐ 1974
- 『大村純忠 キリシタン大名』(パチェコ・ディエゴ、二十六聖人記念館) 1974
- 『大村キリシタン史料 アフォンソ・デ・ルセナの回想録』(ヨゼフ・フランツ・シュッテ編、出崎澄男共訳、キリシタン文化研究会) 1975
- 『福者ホセ・デ・サン・ハシント・サルバネスO.P.書簡・報告』(ホセ・デルガード・ガルシーア編注、キリシタン文化研究会) 1976
- 『裁くものは』(フェルナン・カバリェーロ、国土社、国土社版 世界の名作) 1977
- 『福者アロンソ・デ・メーナO.P.書簡・報告』(ホセ・デルガード・ガルシーア編注、キリシタン文化研究会) 1982
- 『福者ハシント・オルファネールO.P.書簡・報告』(ホセ・デルガード・ガルシーア編注、キリシタン文化研究会) 1983
- 『福者トマース・デル・エスピリトゥ・サント・デ・スマラガO.P.書簡・報告』(ホセ・デルガード・ガルシーア編注、キリシタン文化研究会) 1984
- 『日本の聖ドミニコ ロザリオの聖母管区の歴史(1581年~1637年)』(ディエゴ・アドゥアルテ、ホセ・デルガード・ガルシーア編注、安藤弥生共訳、カトリック聖ドミニコ会ロザリオの聖母管区) 1990
脚注