伊東市(いとうし)は、静岡県の最東部に位置する市。
地理
相模灘に面した伊豆半島の東岸中部に位置する。市域は宇佐美火山東部斜面と丘陵性山地、天城火山東北部、大室山と先原溶岩台地、伊豆高原などのエリアからなる[1]。また城ヶ崎は溶岩流出と海食崖で形成された海岸である[1]。この海岸や西端の山稜が富士箱根伊豆国立公園として指定を受けている。
市街地は伊東大川の谷底低地から傾斜地に向かって拡大した[1]。市中部は戦後、別荘地として開発され、観光施設も集まるようになり、大室山の麓にある伊豆高原地域は半島東部でも有数の観光地として知られるようになった。
市内ではほぼ海岸沿いに東日本旅客鉄道(JR東日本)伊東線・伊豆急行伊豆急行線と国道135号が縦断している。
地形
山地
- 主な山
河川
- 主な川
湖沼
- 主な湖
海岸
伊東港より伊東市の中心地域(スライド可)
画像左から新井 - 渚町 - 松原 - 湯川 - 宇佐美地区
地域
地区
大きく分けて以下の4地区に分かれており、これらはさらに15の行政区に分けられてそれぞれに区長が置かれている。またさらに細かく150以上の町内会と約20の分譲地別荘地の自治会などに分かれている[2]。
- 宇佐美(うさみ) - 旧宇佐美村エリア。
- 市街地 - 旧伊東村(伊東町)エリア。
- 湯川(ゆかわ)区 - 旧湯川村
- 松原(まつばら)区 - 旧松原村
- 岡(おか)区 - 旧岡村
- 鎌田(かまた)区 - 旧鎌田村
- 玖須美(くすみ)区 - 旧玖須美村
- 新井(あらい)区 - 旧新井村
- 小室(こむろ) - 旧小室村エリア。
- 川奈(かわな)区 - 旧川奈村
- 吉田(よしだ)区 - 旧吉田村
- 荻(おぎ)区 - 旧荻村
- 十足(とおたり)区 - 旧十足村
- 対島(たじま) - 旧対島村エリア。
- 富戸(ふと)区 - 旧富戸村
- 池(いけ)区 - 旧池村
- 八幡野(やわたの)区 - 旧八幡野村
- 赤沢(あかざわ)区 - 旧赤沢村
町名
市街地中心部である松原区から岡区・玖須美区にかけての地域では、住所上独自の町名が用いられている(また既述の通り、これとは別の名称・区分の「町内会」も存在している)。
- 宇佐美(うさみ)地区
- 宇佐美(うさみ):阿原田(あはらだ)、阿武楠(あぶくす)、一ノ沢(いちのさわ)、稲田(いなだ)、岩松(いわまつ)、グリーンヒル別荘地(ぐりーんひるべっそうち)、桑原(くわはら)、郷戸(ごうど)、歳顔(さいがお)、嵯峨野(さがの)、桜田(さくらだ)、桜山(さくらやま)、芝原(しばはら)、塩木道(しよきみち)、城山(しろやま)、城宿(じょうじゅく)、杉本(すぎもと)、田中(たなか)、留田(とまた)、豊田(とよだ)、中川辺(なかかわべり)、中里(なかざと)、長面(ながおもて)、八幡(はちまん)、初津(はづ)、的場(まとば)、宮京(みやきょう)、山田(やまだ)、横枕(よこまくら)、割込(わりこみ)
- 湯川(ゆかわ)地区
- 湯川(ゆかわ):磯辺山(いそべやま)、道満(どうまん)
- 湯川(ゆかわ):一丁目~四丁目
- 松原(まつばら)地区
- 銀座元町(ぎんざもとまち)
- 猪戸(ししど):一丁目・二丁目
- 中央町(ちゅうおうちょう)
- 渚町(なぎさちょう)
- 東松原町(ひがしまつばらちょう)
- 松川町(まつかわちょう)
- 松原(まつばら):寺山町(てらやまちょう)、丸山町(まるやまちょう)
- 松原本町(まつばらほんちょう)
- 松原湯端町(まつばらゆばたちょう)
- 玖須美(くすみ)地区
- 大原(おおはら):一丁目~三丁目
- 玖須美元和田(くすみもとわだ):城星町(じょうぼしちょう)、田代(たしろ)
- 静海町(しずみちょう)
- 芝町(しばちょう)
- 竹の内(たけのうち):一丁目・二丁目
- 竹の台(たけのだい)
- 物見が丘(ものみがおか)
- 和田(わだ):一丁目・二丁目
- 新井(あらい)地区
- 新井(あらい):魚見(うおみ)
- 新井(あらい):一丁目・二丁目
- 岡(おか)地区
- 岡(おか):赤坂(あかさか)、泉町(いずみちょう)、片倉(かたくら)、水道山町(すいどうやまちょう)、見晴町(みはらしちょう)
- 岡広町(おかひろちょう)
- 音無町(おとなしちょう)
- 瓶山(かめやま):一丁目・二丁目
- 寿町(ことぶきちょう)
- 幸町(さいわいちょう)
- 桜木町(さくらぎちょう):一丁目・二丁目
- 末広町(すえひろちょう)
- 宝町(たからちょう)
- 広野(ひろの):一丁目~四丁目
- 弥生町(やよいちょう)
- 湯田町(ゆだちょう)
- 鎌田(かまだ)地区
- 鎌田(かまだ):海立(かいたち)、柏嶺(かしわみね)、久保方(くぼかた)、田平(たのひら)、八代田(やしろだ)、横堀(よこぼり)
- 桜が丘(さくらがおか):一丁目・二丁目
- 馬場町(ばばちょう):一丁目・二丁目
- 南町(みなみちょう):一丁目・二丁目
- 宮川町(みやがわちょう):一丁目・二丁目
- 川奈(かわな)地区
- 川奈(かわな):石神(いしがみ)、磯道(いそみち)、ウバコ、大畠(おおばたけ)、小網代(こあじろ)、小浦町(こうらちょう)、出口(でぐち)、西鬼ケ窪(にしおにがくぼ)、水無田(みなしだ)、宮町(みやちょう)
- 吉田(よしだ)地区
- 吉田(よしだ):大池(おおいけ)、風越(かざこし)、五毛(ごもう)、上の木戸(じょうのきど)、地久保原(ちくぼはら)、長畑ケ(ながばたけ)、保代(ぼだい)、丸塚(まるつか)
- 荻(おぎ)地区
- 荻(おぎ):新山(あらやま)、城の木戸(じょうのきど)、城ノ平(じょうのだいら)、角折(つのり)、堂ケ峰(どうがみね)
- 十足(とうたり)地区
- 十足(とうたり):青土(あおとず)、新山(あらやま)、池平(いけひら)、大坂(おおさか)、大田丸(おおたまる)、御日神山(おひじんやま)、古栗木(こくりぎ)、白木原(しらきはら)、新林(しんばやし)、滝ケ沢(たきがさわ)、手力男(たじからおお)、奈畑(なばたけ)、細野(ほその)、山鳥古(やまどりこ)
- 富戸(ふと)地区
- 富戸(ふと):アラ山(あらやま)、梅木平(うめのきだいら)、大室高原(おおむろこうげん)、先原(さきばら)、三野原(さんのはら)
- 八幡野(やわたの)地区
- 八幡野(やわたの):エビソ、尾入山(おいりやま)、株尻(かぶじり)、雷久保(かみなりくぼ)、履掛(くつかけ)、倉骨沢(くらぼねさわ)、小面(こずら)、紺ノ尻(こんのしり)、郷堀(ごうほり)、坂ノ上(さかのうえ)、高塚(たかづか)、立土(たちど)、鉄砲塚(てっぽうづか)、中道(なかみち)、西畑(にしばたけ)、萩ケ久保(はぎがくぼ)、萩ケ久保上(はぎがくぼかみ)、東町(ひがしちょう)、平松(ひらまつ)、松ノ木畑(まつのきばたけ)、向町(むかいちょう)、矢熊ノ段(やぐまのだん)、横林(よこばやし)
- 池(いけ)地区
- 池(いけ):池ノ坂(いけのさか)、大矢筈(おおやはず)、柏戸(かしわと)、片倉(かたくら)、上里(かみさと)、小矢筈(こやはず)、下里(しもさと)、下林(しもばやし)、台(だい)、中里(なかざと)、中背(なかせ)、中野(なかの)、室ノ腰(むろのこし)、山添(やまぞえ)、鷲尾(わしお)
- 赤沢(あかざわ)地区
- 赤沢(あさざわ):浮山(うきやま)、大洞(おおぼら)、大幕(おおまく)、大峯北(おおみねきた)、大峯南(おおみねみなみ)、落合(おちあい)、小山(おやま)、上入谷(かみいりや)、上大峯(かみおおみね)、上落合(かみおちあい)、草崎(くささき)、小浦(こうら)、芝草(しばくさ)、下大峯(しもおおみね)、下落合(しもおちあい)、下草崎(しもくさざき)、立場(たちば)、長坂(ながさか)、東ノ窪(ひがしのくぼ)、水頭(みずがしら)、横瀬(よこせ)
別荘地
- 宇佐美〜小室
- 富戸〜八幡野北部
- 天城高原
- 八幡野南部〜赤沢
人口
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伊東市と全国の年齢別人口分布(2005年)
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伊東市の年齢・男女別人口分布(2005年)
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■紫色 ― 伊東市 ■緑色 ― 日本全国
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■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性
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伊東市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年)
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63,003人
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1975年(昭和50年)
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68,072人
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1980年(昭和55年)
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69,638人
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1985年(昭和60年)
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70,197人
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1990年(平成2年)
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71,223人
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1995年(平成7年)
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72,287人
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2000年(平成12年)
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71,720人
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2005年(平成17年)
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72,441人
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2010年(平成22年)
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71,437人
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2015年(平成27年)
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68,345人
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2020年(令和2年)
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65,491人
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総務省統計局 国勢調査より
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隣接自治体
- 静岡県
歴史
先史
- 旧石器時代
- 旧石器時代 - 人が住み始め、現在の富戸地区の芦田原遺跡、岡地区の萩坂遺跡がみられる[3]。
- 縄文時代
- 縄文時代 - 現在の岡地区の上ノ坊遺跡、玖須美地区の敷石住居跡、竹の台遺跡がみられる[3]。
古代
- 弥生時代
- 古墳時代
- 飛鳥時代
中世
- 鎌倉時代
近世
- 安土桃山時代
近代
- 大正
- 昭和
現代
- 昭和
- 平成
沿革
ウィキソースに
伊東市設置の内務省告示文があります。
災害史
- 主な自然災害(20世紀以降)
- 1923年(大正12年)9月1日 - 関東大震災(関東地震)。伊東町で死者79人、行方不明者30人[1]。小室村で死者7人[1]。津波の高さも、宇佐美で4 - 7メートル、伊東で3 - 7.5メートル、川奈・富戸・八幡野・赤沢などで5メートル程度に達し、流失家屋は伊東で294戸、宇佐美で111戸、小室で56戸に及んだ[1]。
- 1930年(昭和5年)
- 2月13日 - 伊東群発地震。2月13日から5月末にかけての群発地震で、特に3月22日の地震(M5.9)では伊東で屋根瓦の落下や壁の亀裂が発生[1]。
- 11月26日 - 北伊豆地震。市内では死者1人、負傷者24人[1]。地震後にキネマ小路付近から出火し約40戸が焼失[7](静岡県の資料によると伊東での火災により53戸が全焼[1])。
- 1944年(昭和19年)12月7日 - 昭和東南海地震[1]。静岡県の資料によると「県中・西部で大被害を生じたが、伊豆では殆ど被害なく当地での震度は3程度に止まった。」としている[1]。
- 1958年(昭和33年)9月26日 - 狩野川台風。伊東では死者42人、負傷者732人、行方不明16人、全壊125戸、半壊140戸、流失76戸などの被害[1](旧伊東町で死者33人、全壊埋没78戸、流失101戸とする資料もある[8])。
- 1976年(昭和51年)7月10日 - 梅雨前線による大雨で伊東市内で全壊1戸、床上浸水1戸、床下浸水6戸[8]。
- 1978年(昭和53年)
- 1月14日 - 伊豆大島近海の地震。負傷者4人、住家全壊1戸、半壊4戸などの被害[1]。
- 12月3日 - 地震により負傷者1人、墓石の転倒や壁や柱の亀裂などの被害[1]。
- 1980年(昭和55年)6月 - 伊豆半島東方沖で群発地震。特に6月29日の地震で伊東市内では、負傷者7人、家屋全壊1戸、一部破損17戸、山崩れ22個所、道路破損21個所などの被害[1]。
- 1989年(平成元年)
- 6月から7月 - 伊豆半島東方沖で群発地震。特に7月9日の最大規模の地震で伊東市内では、軽傷22人、家屋全壊1戸、一部破損17戸、山崩れ22個所、道路破損21個所などの被害[1]。
- 7月13日 - 伊東市【手石海丘】海底火山噴火(伊豆東部火山群)。手石島の北 2Km 地点で海面が盛り上がり、水柱や灰色の噴煙が確認される[1]。
行政
市長
- 歴代市長
- 石川哲 - 1947年(昭和22年) - 1951年(昭和26年)
- 太田賢次郎 - 1951年(昭和26年) - 1954年(昭和29年)
- 稲葉兵吉 - 1954年(昭和29年) - 1958年(昭和33年)
- 沼田元弌 - 1958年(昭和33年) - 1966年(昭和41年)2期
- 稲木敏郎 - 1966年(昭和41年) - 1982年(昭和57年)4期
- 芹沢昭三 - 1982年(昭和57年) - 1994年(平成6年)3期
- 鈴木藤一郎 - 1994年(平成6年) - 2005年(平成17年) 3期目在任中の2005年4月死去
- 佃弘巳 - 2005年(平成17年) - 2017年(平成29年)3期
- 小野達也 - 2017年(平成29年) - 2期
議会
市議会
衆議院
施設
警察
- 本部
- 交番
- 岡交番
- 伊東駅前交番
- 玖須美交番
- 宇佐美交番
- 八幡野交番
- 駐在所
消防
- 本部
- 消防署
- 分署
八幡野分署(八幡野1189-107)
- 出張所
- 宇佐美(宇佐美1641-7)
- 吉田(吉田571-2)
医療
- 主な病院
郵便局
郵便番号は以下の通りである。2006年10月1日に変更。
- 伊東郵便局:414-00xx、414-85xx、414-86xx、414-87xx、413-02xx
- 熱海郵便局(熱海市):413-00xx、413-85xx、413-86xx、413-87xx、413-01xx
- 主な郵便局
- 宇佐美郵便局
- 伊東駅前郵便局
- 伊東松原郵便局
- 伊東郵便局 - 集配局
- 伊東鎌田郵便局
- 伊東玖須美郵便局 - 伊東郵便局の前身となった玖須美郵便局(旧和田郵便局)とは別の場所にある。ATM無し。
- 伊東川奈郵便局
- 伊豆高原郵便局-旧集配センター
- 八幡野やんもの里郵便局 - 「やんも」とはヤマモモの事。
- 簡易郵便局
- 伊東逆川簡易郵便局 - ATM無し。
- 伊東荻簡易郵便局 - JAあいら伊豆荻支所に併設。ATM無し。
- 伊東吉田簡易郵便局 - ATM無し。
- 伊東富戸簡易郵便局 - 民営化直後一時閉鎖されたが再開した。ATM無し。
- 伊東ショッピングプラザデュオ店内に、ゆうちょ銀行のATMが設置されている。
図書館
- 主な図書館
交流施設
運動施設
- 伊東市営海浜プール - 25mプール、児童プールがあり、夏場だけ営業。
- 大原武道場 - 板敷きと畳敷きの道場、トレーニング室、伊東市立東小学校の体育館と併設。
- 伊東勤労者体育センター
- 伊東市営かどの球場 - 両翼90mと狭いため、硬式野球を行う事ができない。
- 小室山公園テニスコート(全18面)
対外関係
姉妹都市・提携都市
国内
- 姉妹都市
- 提携都市
海外
- 姉妹都市
- ウィリアム・アダムス(三浦按針)の縁による。アダムスによる洋式帆船建造を記念し「按針祭」を行う伊東市と、アダムスの出生地であるジリンガム市との交流から、1982年にジリンガム市と友好都市提携。1998年、ジリンガム市が隣接市と合併しメドウェイ市が発足したため、1999年にメドウェイ市との友好都市提携に調印[10]。なお、同じくアダムスの縁で横須賀市(神奈川県)もメドウェイ市(旧ジリンガム市)と友好都市協定を結んでいる[11]。
- 提携都市
- 「タライ乗り競走」を行う伊東市に対して、「ワイン樽乗りレース」を行うリエティ市側が1980年に友好都市提携を打診。民間での交流が始まり、1981年に伊東観光協会とリエティの太陽の祭り委員会が姉妹関係を結ぶ。1985年、友好都市協定書調印。[10]。
経済
第一次産業
農業
- みかんや甘夏など柑橘類、茶(ぐり茶と言う独特な製法の緑茶)
漁業
- 主な漁港
- 宇佐美漁港、富戸漁港、八幡野漁港、赤沢漁港
- 川奈漁港、富戸漁港では、イルカ追い込み漁が行われていた。富戸には2019年現在も許可が下りているが、2004年を最後に捕獲実績はない[13]。
第二次産業
建設業
- 中小零細の会社が大部分だが就業人口比率で高い。現在でも伊東建設業協同組合やいとう家づくり事業団、伊東市建築大工組合など、建設関連団体が数多く存在する。
第三次産業
観光業
- 温泉街、宿泊施設、テーマパーク、飲食店、土産物店が多く立地する。
本社を置く企業
情報・通信
マスメディア
新聞社
放送局
- テレビ
- CVA - 伊東市街地、宇佐美地区は121・122ch(東豆有線、伊東テレビクラブ)、伊東市南部はIKC122ch(伊豆急ケーブルネットワーク)を通じて放送を行うコミュニティ放送局
- 東豆有線 - ケーブルテレビ
- 伊東テレビクラブ - ケーブルテレビ
- ラジオ
教育
専門学校
高等学校
- 県立
中学校
- 市立
小学校
- 市立
特別支援学校
- 県立
交通
鉄道
鉄道路線
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 伊東線・■上野東京ライン[注釈 2]
- 伊豆急行
- 伊豆急行線
- 伊東線と伊豆急行線は相互乗り入れにより、ほぼ一体運行となっている。
索道
リフト
- 東海自動車
- 池観光開発
バス
路線バス
- 東海自動車・東海バス本社
- 伊東市自主運行バス(運行委託先:東海バス)
- 伊豆市・伊東市自主運行バス(運行委託先:東海バス)
- 伊東市デマンド型乗合タクシー(運行委託先:伊豆急東海タクシー)
道路
有料道路
国道
県道
- 主要地方道
航路
港湾
道の駅
観光
名所・旧跡
- 七福神めぐり
寺院
- 蓮着寺 - 日蓮の流罪地。俎岩(まないたいわ)や日本最大のヤマモモ。
- 佛現寺 - 日蓮宗本山。毘沙門天を祀り、2月にだるま市が開かれる。寺宝として解読不能の文字が書かれた「天狗の詫証文」がある。
神社
- 葛見神社 - 伊豆国田方郡の式内社「久豆弥(くづみ/くつみ)神社」に比定され、旧社格は郷社。伊東市市街地の南部、高さ30メートル程の小丘北裾に鎮座し、伊東家の篤い保護と崇敬を受けた。境内の鬱蒼と茂る樹林中には国の天然記念物に指定される樟(葛見神社の大クス)の大木が聳える。
- 音無神社 - 流人時代の源頼朝が、伊東祐親の娘・八重姫と逢瀬を重ねたとされる神社。安産の神豊玉姫が祀られている。11月に「天下の奇祭」と称される尻つみ祭りが開催される。
- その他
史跡
- 東海館 - 伊東温泉のシンボル的旅館の保存建築。
- 杢太郎記念館 - 木下杢太郎の資料を公開している。杢太郎の生家であり、伊東市内最古の民家。
- 東郷記念館 - 東郷平八郎が晩年を過ごした別荘跡。平成24年より一般公開されている。
- 河津三郎血塚 - 伊東祐親の息子河津祐泰が、工藤祐経の家来に遠矢で射殺されたとされる現場に宝筐印塔が建立されている。曽我物語の発端となった場所。
観光スポット
温泉
足湯・手湯
日帰り温泉
- 伊東市街地(共同浴場)
- 湯川第三浴場 汐留の湯
- 湯川第二浴場 弁天の湯
- 湯川第一浴場 子持ち湯
- 松原 大黒天神の湯(松原温泉会館)
- 和田 寿老人の湯(和田の大湯、和田湯会館)
- 毘沙門天 芝の湯(玖須美温泉会館)
- 恵比寿あらいの湯
- 小川 布袋の湯
- 岡 布袋の湯
- 鎌田 福禄寿の湯(鎌田湯)
- 小室地区
- サザンクロスリゾート
- 四季倶楽部 伊豆エルミタージュ
- 対島地区
- リブマックスリゾート伊東川奈(※所在は富戸の北東端)
- ホテルアンビエント伊豆高原(本館)
- ヴィラージュ伊豆高原
- 伊豆高原ホテル五つ星
- かんぽの宿伊豆高原
- リブマックスリゾート伊豆高原
- 四季倶楽部 エスプラート伊豆高原
- 立ち寄り温泉 伊豆高原の湯
- 伊豆高原 城ヶ崎温泉 花吹雪
- リブマックスリゾート城ヶ崎海岸(※所在は八幡野港の南西脇)
- 赤沢日帰り温泉館(DHC赤沢温泉郷内)
海水浴場
- 宇佐美海水浴場
- 伊東オレンジビーチ
- 川奈いるか浜公園
公園
- 伊東公園 - 伊東駅裏にある李王家の別荘跡地。小高い丘の頂上に木下杢太郎の歌碑がある。
- 丸山公園 - 小沢川を中心に設営された公園。夏にはホタル鑑賞会が行われる。
- なぎさ公園 - 伊東オレンジビーチの南側に位置する。伊東在住の彫刻家・重岡建治作の彫刻が多数設置されている。
- 按針メモリアルパーク - 徳川家康の命を受けた三浦按針(ウィリアム・アダムス)が洋式帆船を建造した松川河口にある。三浦按針の銅像、サン・ブエラ・ヴェンツェーラ号の彫刻が設置されている。
- 物見塚公園 - 伊東氏館跡と伝えられる小高い丘の上の公園。見張りを立たせたとされる物見の松(2代目)、伊東祐親の騎乗像がある。
- 松川湖畔観光施設 - 奥野ダムのダム湖である松川湖の周囲に造成された遊歩施設。
- 小室山公園 - 小室山の北西山麓。テニスコートやつつじ園、椿園がある。
- さくらの里 - 大室山の北西山麓の桜の名所。ソメイヨシノの他、十月桜、寒桜、大寒桜などが植栽されているので、真夏以外は桜の花を楽しむ事ができる。
自然
商店街
娯楽施設
美術館・博物館
他にも私設の小さく特殊な分野のものが多数散在する。
ゴルフ場
スキューバダイビング
- 宇佐美港
- 伊東港
- 川奈港・富戸港
- 城ヶ崎海岸
- 八幡野港
- 赤沢港
かつて存在した観光施設
- 伊東水族館 - 現在の伊東マリンタウン辺りにあり、イルカのショーで有名だった。
- 次郎おさるランド - 伊東マリンタウンが開業する前に暫定的に設置されていた村﨑太郎による猿まわしの常設劇場。大変な人気を博したが、マリンタウンの建設工事開始に伴い天城高原ファミリーパーク内へと移動。2005年に閉鎖され伊東市内より撤退した。
- 伊豆コスモランド - 現在は伊豆ぐらんぱる公園となっている。地球儀型の大温室があり国道135号のランドマークとなっていた。
- 浄の池 - 池の底から温泉が湧き出ているため、水温が高くオオウナギなど、珍しい魚が棲息していたため国の天然記念物となっていた。しかし温泉が枯れ水温が下がったため魚の種類も減り、1982年(昭和57年)に天然記念物の指定を外された。今は埋め立てられビルが建っている。伊東を訪れた室生犀星が、湯の中に生きる魚を目にして、生命の不思議さを「じんなら魚」と言う詩に表した。
- 伊東スタジアム - ホテル併設の野球場だったため、実業団や学生野球部の合宿のみならず、プロ野球の読売ジャイアンツ(巨人)や横浜大洋ホエールズのキャンプも行われた。特に1979年10月、当時の長嶋茂雄巨人監督が中畑清、江川卓ら若手選手たちを鍛え上げた「地獄の伊東キャンプ」は有名である。跡地は伊東市民病院となっている。2003年時点で、伊東市は圧倒的に巨人ファンが多い土地柄であると報じられている[15]。
- その他、伊豆高原地区を中心に、バブル期に開業し、その後閉鎖となったテーマパークや博物館、美術館跡が目立つ。
文化・名物
祭事・催事
- 主なイベント
- 伊東めちゃくちゃ市 - 毎年1月下旬に開催。
- 大室山山焼き(おおむろやま やまやき) [16][17]
- 毎年2月の第2日曜日に大室山で行われる[17]。開催地住所:伊東市富戸1317-5[16]。約700年前(※2010年代時点)から続くの伝統がある野焼きで[17][16]、池区大室山山焼保存会が山の保全と観光事業の一環として実施する[16]。
- 毎年7月上旬に開催。開催地:松川(いでゆ橋~松川藤の広場横)。直径約1m・深さ約40cmの盥(たらい)に乗り、杓文字ほどの小さな櫂一対でもって漕ぎながら川(松川)を下り、400m先のゴールまでの速さを競う[18]。1956年(昭和31年)に始まり[19]、2019年(令和元年)時点で第64回を数える[18]。当地域は温泉街ゆえに川沿いに旅館が軒を連ねていた。旅館の従業員は盥を使って松川で洗濯をするのが日常であったが[18][19]、地域おこしを模索する人がこの盥を使って一寸法師のように川下りをしたら面白いのではないかと[19]イベントを立ち上げたところ、好評を博して長く続くことになった[19][18]。子供部門、観光客部門、外国人限定の国際部門、4つを繋げて下る団体など、様々な部門がある[18]。国際部門は約50年前(2018年時点)から開催している[19]。優勝3万円、5位でも7千円と、賞金が出る[19]。盥は極めて転覆しやすいため、完走はけっこう難しい。
- 毎年8月8日 - 10日に開催。三浦按針(ウィリアム・アダムス)にちなむ。8日、海上灯籠流し、9日、太鼓合戦、10日、按針パレード、按針祭海の花火大会。
- 伊東大田楽(いとう だいでんがく) [20]
- 伊東さんやれ祭り
- 毎年10月14日・15日に開催。旧市内にある湯川神社と松原神社の例大祭。「さんやれ」とは山車を曳く時の掛け声である。15日には神輿の海上渡御が行われる。
- 11月に音無神社で行われる。「天下の奇祭」とも称され、神事のほかに尻相撲大会も催される。
- ホエールウォッチング[14]
- 全日本まくら投げ大会
2013年に地域イベントとして開催されたものであったが、その後に同市への誘客イベントとして独自のルールなどを設定し、スポーツとして進化させた。2020年に第9回大会を開催。2021年4月には1987年のアーケードゲーム『熱血高校ドッジボール部』とコラボした。
出身関連著名人
出身著名人
ゆかりの著名人
マスコット
- ご当地キャラ
伊東市を舞台とした作品
文学・記録・漫画
映画・テレビドラマ
その他の作品
脚注
注釈
出典
外部リンク