五味 太郎(ごみ たろう、1945年8月20日 - )は、日本の絵本作家。
人物・来歴
東京都調布市生まれ。父は英文学者で法政大学教授[1]。
桐朋中学校時代は自動車窃盗事件で立川警察署に逮捕されたことがある[1]。桐朋高等学校から東京芸術大学受験に失敗し[1]、桑沢デザイン研究所ID科を卒業。同校卒業後は工業デザイン、エディトリアルデザインなどのデザイナーを経て、1973年に『みち』(福音館書店)で絵本作家としてデビュー。現在までに400冊以上の絵本を手がける。絵本のほかにエッセイも書いている。更に作詞家として主に子供向けの楽曲を書いている。
一人称は文面上は「ぼく」で、発声時は「おれ」。
東京生まれの東京育ちだが、阪神タイガースファンである。
受賞
- など受賞多数。
主な作品
絵本
- など作品多数。
映像作品
- 『えいごではなそう』(監修)
- 『五味太郎 ビデオ・ライブラリー』(全6巻)
- 『五味太郎 ことわざムービーズ』(上・下巻)
- 『みんなが おしえてくれました』
- 『えものは どこだ』
作詞
- 『かんづめあけたら』
- 『だんだんだんだん』
- 『ぼくのミックスジュース』
- 『とうめいにんげんなんだけど』
- 『でんぱがビッ』
- 『ギラギラギララ』
- 『ぼくのうちに』
- 『ないないクレヨン』
- 『さるが木からおっこちた』
- 『ほらなかなかいいちょうし』
- 『どこまでも』
- 『ひるさがり』
- 『まほうをかけた』
- 『おさんぽおさんぽ』
- 『さむいのきらいきらい』
絵本以外でのキャラクターデザイン
- 廣栄堂本店「元祖きびだんご」 - 岡山県の和菓子屋のお菓子で、包装紙やコマーシャルでのキャラクターを描いている。
- サラヤ「シャボネット」 - 薬用石鹸液(ハンドソープ)の容器・詰替用パックのキャラクターを描いている。
他
著書
出演
脚注
出典
- ^ a b c 『週刊文春』2007年7月12日号 p. 122-125「新・家の履歴書」
- ^ "五味太郎はいかが?". NHK. 2021年2月6日. 2023年5月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月7日閲覧。
外部リンク