二階堂 智(にかいどう さとし、1966年3月25日 - )は、日本の俳優。東京都出身。和光大学人文学部卒業。富良野塾第6期生。エージェントオフィスタクト所属に経て現在はディケイド (企業)所属。女優の二階堂千寿は実妹。身長182cm、体重75kg、血液型O型。
略歴
- 小学校2 - 3年生の頃、児童劇団に所属していたが、当時は余り楽しいとは思わず退団。
- 大学在学中、TBSの養成学校に1年間在籍。
- 大学卒業後、語学留学に向けてアルバイトをしていたが、1989年に倉本聰がシナリオライターと俳優養成のために主宰する私塾「富良野塾」に、第6期生として入塾。労働しながらの自給自足生活の中で、2年間演技等を学ぶ。
- 1991年「富良野塾」卒塾後、奈良橋陽子代表の海外映画のキャスティングや、国際的に活躍できる俳優の育成、舞台や映像の制作など幅広い活動を行っているユナイテッド・パフォーマーズ・スタジオ「UPS(アップス)」と出会い「THE WINDS OF GOD」NY国連公演に出演。
- 1993年に『丘の上の向日葵』でドラマデビュー。
- 2002年、「富良野塾」卒塾生と演劇ユニットミノタケプランを結成。2007年より主宰から離れ側面支援でのみ参加していたが、現在はスケジュールが合わず、出演・演出共に不参加。
- 2003年に映画デビュー作『ラスト サムライ』でハリウッド進出。同作では、政府軍指揮官(少尉) 役以外にも、冷たい大地に横たわる死体のエキストラにも借り出された。
- 2007年の2度目のハリウッド映画出演作『バベル』は、アカデミー賞(作曲賞)をはじめ、数多くの受賞・ノミネートをされた。この作品では、10か月間のオーディションを勝ち抜き、静かな希望を与える重要な役を演じ、全米の批評家からも高い評価を受けている。イニャリトゥ監督からは、「彼の演技力の高さとスクリーン上の存在感に、美しさと気高さを覚える」と絶賛され、カンヌ映画祭にも招待された。
- 2023年、映画『99%、いつも曇り』に出演。この作品で第17回田辺・弁慶映画祭の俳優賞を受賞した[1]。
- 現在、日本国内でも映画、ドラマ、舞台、CM、舞台演出、舞台製作、俳優養成所講師と幅広く活躍をしている。
- 爆笑問題の太田光は、小・中学校時代の同級生。
- 視力が悪くプライベートではフレームのある物など数種類の眼鏡を使用。コンタクトは合わないとの本人談。
- 本人、ご両親、実妹の二階堂千寿、家族全員血液型はO型。
出演
映画
テレビドラマ
CM
- 出演
- ナレーション
舞台
- 出演
- 富良野塾「今日悲別で…」(1991年)
- エルカンパニー「守ってあげたい」(1993年)
- United Performers' Studio「ムーンリット・クラブ」(1993年)
- United Performers' Studio「二十日鼠と人間」(1994年)
- エルカンパニー「守ってあげたい」(1995年)
- エルカンパニー「THE WINDS OF GOD」(1995年)
- エルカンパニー「守ってあげたい」(1997年)
- 劇庵「コレクター '99」(1999年)
- RAGS・PARTY「CHILD」(1999年)
- RAGS・PARTY「RAGS・PARTY」(2000年)
- 劇庵「東京の桜」(2001年)
- ミノタケプラン「中沢の沢は難しい方の澤」(2002年)
- ミノタケプラン「何か、変な汁が出てきた」(2003年)
- ミノタケプラン「板橋区第三避難所」(2003年)
- ミノタケプラン「KISS&CRY」(2004年)
- エルカンパニー「ゆく年くる年 Hello X'mas」(2004年)
- エンギシャ「アウトサイダー」(2004年)
- エンギシャ「エデンの園」(2004年)
- エンギシャ「いっそ、生きたい」
- Joe Company「CHILDREN」(2004年)
- ミノタケプラン「さらば、スターマイン」(2005年)
- Rose Garden「甘い生活」(2005年)
- ストレイドッグ「心は孤独なアトム」(2008年)
- グリング「ピース-短編集のような・・・・・」(2008年)
- MSN We舞台「夢をかなえるゾウ」(2008年)
- ワイ・ケイ事務所「The Truth Game」(2012年)
- エンギシャ「あるジョバンニとカムパネルラの物語」(2013年8月7日〜8月11日)
- 演出
- ミノタケプラン「リボンの岸」(2004年)
- ミノタケプラン「中沢の沢は難しい方の澤」(2006年)
バラエティー
- 「サプライズ」(2009年8月21日、日本テレビ)
ラジオ
ミュージックビデオ
DVD
配信ドラマ
ゲーム
イメージモデル
- サパナパワーストーンショップ(2010年5月 - 2012年)
出典
外部リンク