久保隼
久保 隼(くぼ しゅん、1990年4月8日 - )は、日本の元プロボクサー。元WBA世界スーパーバンタム級レギュラー王者。京都府京都市出身[2]。京都府初の世界王者[3]。真正ボクシングジム所属。 来歴元アマチュア選手だった父の影響でボクシングを始め、南京都高校3年時に主将を務め全国高校総体フェザー級で準優勝[2]。高校の先輩である村田諒太の勧めで東洋大学に進学[2]。教員を目指していたが、教員免許を取得できず3年でボクシング部を退部した[2]。 卒業後、元WBC世界フライ級王者のマルコム・ツニャカオに誘われ真正ジムでプロ転向[2][4]。 2013年5月17日、神戸市立中央体育館でヨドソン・カムノイとフェザー級6回戦を行い、2回55秒TKO勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った[5]。 2013年11月29日、神戸市立中央体育館でモニコ・ローレンテとスーパーバンタム級8回戦を行い、8回3-0の判定勝ちを収めた[6]。 2014年8月22日、神戸市立中央体育館で行われた「REAL SPRITS vol38」でレンレン・パセグナヒンとスーパーバンタム級8回戦を行い、4回2分37秒TKO勝ちを収めた[7]。 2014年12月19日、神戸市立中央体育館で行われた「リアルスピリッツVOL40」でWBC世界バンタム級11位のルイス・メイとスーパーバンタム級8回戦を行い、8回3-0(77-72、76-72×2)の判定勝ちを収めた[8]。 2015年5月9日、神戸市立中央体育館で本田正二郎とフェザー級8回戦を行い、7回1分1秒TKO勝ちを収めた[9]。 2015年8月28日、神戸市立中央体育館で行われた「リアルスピリッツ×ザ・ヒート」でジャカラートレック・ソーワンゲーとスーパーバンタム級8回戦を行い、初回54秒KO勝ちを収めた[10]。 2015年12月26日、神戸市立中央体育館で和氣慎吾の王座返上に伴いロイド・ハルデリザとOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王座決定戦を行い、5回1分19秒KO勝ちを収め王座獲得に成功した[11][12]。 2016年5月16日、神戸市立中央体育館でベンジー・スガノブと対戦し、12回3-0(115-113、115-112、117-113)の判定勝ちを収めOPBF王座の初防衛に成功した[13]。 2016年11月11日、神戸市立中央体育館で林ジヌクと対戦し、4回2分56秒TKO勝ちを収めOPBF王座の2度目の防衛に成功した[14]。 2017年2月10日、WBA世界スーパーバンタム級王座に挑戦する為にOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王座を返上した[15]。 2017年3月17日、WBAは久保をWBA世界スーパーバンタム級8位にランクインした[16][17]。 2017年4月9日、大阪府立体育会館でWBA世界スーパーバンタム級レギュラー王者のネオマール・セルメニョと対戦し、11回5秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[18][19][20]。 2017年5月1日、神戸市より「神戸市スポーツ特別賞」を受賞し、久元喜造神戸市長より表彰された[21]。 2017年9月3日、島津アリーナ京都でWBA世界スーパーバンタム級2位のダニエル・ローマンと対戦し、プロ初黒星となる9回1分21秒TKO負けを喫し初防衛に失敗、王座から陥落した[22][23][24]。 2018年4月28日、神戸市立中央体育館で大沢宏晋とフェザー級10回戦で戦い、10回2-1(97-95、96-93、94-95)の判定勝ちを収め再起戦を飾った[25]。 2019年5月26日、中国撫州市でWBA世界フェザー級レギュラー王者徐燦と対戦し、6回1分16秒TKO負けを喫し、2階級制覇に失敗した[26]。 2020年9月26日、神戸市立中央体育館で五十嵐嵩視と対戦し、8回3-0(78-74、79-73×2)で判定勝ちを収めた[27]。 2021年3月28日、神戸市立中央体育館で佐伯瑠壱斗と対戦し、3回2分59秒TKO勝ちを収めた[28]。 2022年4月12日、後楽園ホールで元日本フェザー級王者の佐川遼と対戦し、3回1分3秒KO負けした[29]。 2022年6月25日、引退表明[2]。 戦績
獲得タイトル脚注
関連項目外部リンク
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