中野民夫
中野 民夫(なかの たみお、1957年 - )は、日本のワークショップ企画プロデューサー。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院 (ILA) 教授。 博報堂社員、同志社大学大学院総合政策科学研究科ソーシャル・イノベーション・コースおよび同志社大学政策学部教授を経て現職。カリフォルニア統合学研究所 (CIIS) にて修士の学位を得る。 ビーネイチャースクール「ファシリテーション講座」監修。ワークショップの企画実施や、ファシリテーションの実践や普及活動によって知られる。斬新な試みとして大教室における、学生主体の参加型授業を実践している。 人物1957年、東京都に生まれる。祖父は政治家の中野正剛。1976年麻布高等学校卒業。1982年東京大学文学部宗教学科卒業。学生時代のインドなどへの一人旅から、一転して広告代理店の博報堂に就職。大阪での営業職等を経て、1989年に休職しカリフォルニア統合学研究所 (CIIS) で組織開発・変革や、平和や環境に関するワークショップについて学ぶ。復職後、社内では人材開発を経てコーポレート・コミュニケーション分野で社会テーマ系業務やビジョン構築・組織活性化などのワークショップを担当[1]。2005年の愛・地球博では、NPO/NGOが参加する地球市民村を事業受託側としてプロデュースした[2]。その傍ら、個人として環境・平和などの市民活動、社会教育や学校教育などの分野で人と人、人と自然、人と自分自身をつなぎ直すワークショップを企画、実施する。 明治大学・聖心女子大学の講師、日本トランスパーソナル学会の理事などを経て、立教大学大学院の講師[3]や、公益社団法人日本環境教育フォーラム理事[4]、NPO法人日本ファシリテーション協会フェロー[5]も務めている。2012年博報堂を退職、同志社大学大学院総合政策科学研究科ソーシャル・イノベーション・コースおよび政策学部教授を経て、2015年10月より現職に就く。 自称「遅咲きのシンガーソングライター」でもあり、57歳からオリジナル曲を作り始め、還暦を迎えた2017年6月に東京(沙羅舎)、同年7月京都 (Impact Hub Kyoto) でライブ、2018年10月に「自分の至福についていこう」でCDデビューを果たした[6]。 著作単著
共著
共訳
音楽作品オリジナル・アルバム
脚注
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