中山慶親

中山 慶親（なかやま よしちか）は、室町時代から江戸時代初期にかけての日本の公卿。中山家15代当主。

中山親綱の長男として誕生。天正4年11月28日（1576年12月18日）、元服し、禁色宣下を受ける。同17年（1589年）、参議となり公卿入りを果たす。

元和4年（1618年）、中風で薨去した。享年53。法号は西照院凉月向空^[1]。

• 父：中山親綱
• 母：白川雅業王の娘
• 妻：有馬則頼の娘^[2]
• 生母不明の子女
  • 長男：中山元親（1594 - 1639）
  • 次男：寛済（? - 1663）
  • 女子^[3]
  • 女子（? - 1640）^[3][4]

• 永禄13年1月13日（1570年2月17日）、従五位下・侍従
• 天正3年4月14日（1575年5月23日）、従五位上
• 天正6年1月6日（1578年2月12日）、正五位下
• 天正7年1月11日（1579年2月6日）、近衛少将
• 天正9年2月26日（1581年3月30日）、従四位下
• 天正9年3月13日（1581年4月16日）、蔵人頭
• 天正9年3月27日（1581年4月30日）、左近衛中将
• 天正9年3月27日？（1581年4月30日）、従四位上
• 天正10年1月6日（1582年2月19日）、正四位下
• 天正11年1月5日（1583年1月28日）、正四位上
• 天正17年1月6日（1589年2月20日）、参議、左近衛中将は如元
• 天正17年5月30日（1589年7月12日）、従三位
• 慶長2年1月13日（1597年3月1日）、権中納言
• 慶長16年4月21日（1611年6月2日）、正三位
• 慶長17年12月8日（1613年1月28日）、権大納言
• 慶長19年1月5日（1614年2月13日）、従二位
• 元和元年（1615年）、権大納言辞退

• 『系図纂要』第六冊（宝月圭吾・岩沢愿彦監修、名著出版、1973年）
• 『公卿補任』第三篇（黒板勝美・国史大系編輯会『新訂増補国史大系』所収、吉川弘文館、1974年）
• 『寛永諸家系図伝』158冊（国立公文書館デジタルアーカイブ）
• 高橋慎一朗「『醍醐寺過去帳』の分析」（高橋敏子『東寺における寺院統括組織に関する史料の収集とその総合的研究』（2002年度（平成14）～2004年度（平成16）科学研究費補助金(基盤研究(B)(2))研究成果報告書）所収、2005年、pp.125-134）