上湧別町(かみゆうべつちょう)は、かつて網走管内中部の紋別郡に存在した町である。町名の由来は、旧湧別村分割時に湧別川の上流側の位置にあったことから。
2009年10月5日に湧別町と新設合併し、新たに湧別町として発足した。これ以降、北海道地方では市町村合併が行なわれていないため、上湧別町は北海道で最後に消えた自治体となった[2]。
地理
町の中央部を湧別川が流れる。地形は平坦。
歴史
屯田兵の入植した地であり、現在も兵村という地名が町内に残る。
行政
財政
平成18年度
- 財政力指数 0.227 北海道市町村平均 0.28
- 経常収支比率 87.5%
- 標準財政規模 24億6228万円
- 普通会計歳出規模 35億5905万円
- 地方交付税 19億5376万円
- 地方税 4億3162万円
- 普通会計歳出規模 34億6986万円
- 人件費 6億6599万円
- 公債費 7億8591万円
- 人口一人当たり人件費物件費等決算額 20万3595円 北海道市町村平均 13万6888円
- 人口一人当たり地方債現在高 101万4092円 普通会計分のみ 北海道市町村平均 66万6050円
- 実質公債費比率 15.7%
- 人口一人当たり職員数 12.70人 北海道市町村平均 8.70人
- 内訳 一般職員 71人(うち技能労務職 3人) 教育公務員 2人 合計73人
- 町職員一人当たり平均給料月額 32万4400円 すべての職員手当を含まない数字
- 町職員一人当たりの人件費概算値 912万3273円
- ラスパイレス指数 96.8 全国町村平均 93.9
地方債等の残高
- 1普通会計分の地方債 58億3100万円
- 2特別会計分の地方債 18億5500万円
- 3関係する一部事務組合分の債務 9624万円
- 両湧別町給食組合 債務1億3600万円 負担割合 59.4%
- 4第三セクター等の債務保証等に係る債務 0円
地方債等の残高合計 77億8224万円 (連結会計)
- 上湧別町民一人当たりの地方債等残高 135万3433円
経済
基幹産業は畑作、酪農など。日本最北のリンゴの産地。
農協
金融機関
郵便局
公共機関
警察
対外関係
姉妹都市・提携都市
海外
- 姉妹都市
国内
- 提携都市
地域
教育
教育に力を入れている町であり、地域との交流等も盛んである。上湧別中学校は、全国でも珍しい教科教室型として2004年に新築され、地域交流の場として利用されている。
隣接していた自治体
交通
空港
鉄道
かつては名寄本線、湧網線が通っていたが、現在は廃止されている。名寄本線と湧網線の分岐駅だった中湧別はのちに道の駅となっている。
バス
道路
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
観光
祭事
脚注
- ^ 平成21年全国都道府県市区町村別面積調・北海道
- ^ 支庁の時代に消滅した最後の自治体でもある。
関連項目
外部リンク