ワープステーション江戸
ワープステーション江戸(ワープステーションえど)は、日本の茨城県つくばみらい市に存在する時代劇映像作品等のロケ施設で、同市立歴史公園に隣接する。かつてはテーマパークとして有料一般公開されていたが、2020年3月31日で終了となった。現在は、撮影専用施設として営業。 概要2000年に「歴史公園ワープステーション江戸」の名称で、テーマパークとして開園。茨城県と筑波郡伊奈町が出資した運営会社「株式会社メディアパークつくば」によって運営されていたが、2年後に8億円の負債を抱えて経営破綻。その後、運営を大新東グループに委託後、茨城県開発公社が所有し、主にロケ地・撮影施設として活用。しかし、その後も赤字が続いているため、2007年4月1日-2010年3月31日までの契約で、NHK関連会社のNHKエンタープライズにロケ事業の運営を委託。しかし、赤字解消の見込みが立たず2012年4月1日付けで、同社に売却された[1]。 現在ではテーマパークではなく、映画やテレビの「ロケ施設」として機能している。時代劇向けには、江戸時代の商家や長屋、お濠や太鼓橋のほか戦国時代の城門などが整備されている。大河ドラマ『真田丸』の上田城の戦いがここで撮影された[2]。 2018年、大正・昭和初期の景観を中心とした近現代エリアが完成、同時に広さ150坪の簡易スタジオも整備[3]。この新エリアでは鉄筋ビル9棟をはじめとした建物などの恒久建築物のほかに市街地を一周する路面電車の軌道敷や二軸古典電車のレプリカも用意され[3][4]、この車両を実際に走行させることも可能である[5]。この新エリアでは2019年度の大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』の収録も行われた[3][4]。 主な撮影実績交通脚注
関連項目外部リンク
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