レンピラ (通貨)
レンピラ(Lempira)は、ホンジュラスの通貨単位。国際通貨コード(ISO 4217)は、HNL。補助通貨単位はセンタボ(Centavo)で、1レンピラ=100センタボ。それぞれ、日本語ではレンピーラ、センターボと記載することもある。 レンピラという名前は、スペイン人と戦ったレンカ族のリーダー、レンピラに由来している。ホンジュラスの英雄の1人であり、赤で印刷された1レンピラ紙幣と20、50センタボ硬貨のデザインになっている。 歴史レンピラは、これまで使用されていたペソと同価で1931年に導入された。1980年代の末頃に2レンピラが1米ドルに相当していたため、20センタボ硬貨を10セント硬貨と同じようにダイム(daime、英語での綴りとは違う)と呼ぶようになった。 2011年7月から米ドルとの交換レートを為替バンド制に戻し、毎週の中心相場から上下7%の変動を許容している[3]。 2013年8月現在では、1米ドル=20.4543レンピラ、1レンピラ=4.7857円[4]。 紙幣ホンジュラス銀行とアトランティダ銀行は1932年にレンピラ紙幣を発行。当初の額面は1、2、5、10、20レンピラだった。1950年にホンジュラス中央銀行に紙幣発行が移管され、50レンピラ紙幣を1951年に導入。1975年に100レンピラ紙幣、1995年に500レンピラ紙幣を導入した。 2010年に20レンピラ新紙幣をポリマー紙幣で発行[5]。
為替レート
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