ルドゥート (民間軍事会社)
PMCルドゥートまたはPMCリダウト(ロシア語: ЧВК «Редут»、PMC "Redut")は、ロシアの民間軍事会社。「ルドゥート・アンチテラー」「シールド(Shield)」とも呼ばれる。 2003年に設立されたオレル・アンチテラー社(Антитеррор-Орёл )を始めとする「アンチテラー・ファミリー」の系列であり、第45独立親衛特殊任務連隊などスペツナズの隊員らによって2008年に設立された[1]。 概要2008年の設立後、ルドゥートは南オセチア紛争に派遣され、アブハジア軍のアドバイザーとしての職務を行った。この他、シリア、イラク、アフガニスタン、ソマリア、旧ユーゴスラビア諸国などで活動歴がある[2][3][4]。 2022年ロシアのウクライナ侵攻にロシア軍やワグネル・グループなどと共に参戦した。2023年、ワグネルが蜂起したことで政府に制裁されると、ルドゥートは元構成員を大量に雇用。現在ではルドゥート構成員の大半が元ワグネルの経歴を持っている[5]。また、これまでワグネルが担ったアフリカやシリアでの業務もルドゥートに引き継がれる可能性が指摘されている[6][7]。 編成その他、「リモフツィ」「アックス」「フーリガンズ」「マリーンズ」といった小~中隊が存在する。 関連項目脚注
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