ユグ人
ユグ人 (ユグじん、Yogh people) はシベリアのエニセイ系民族の一つ[2]。エニセイスクからDupches川の河口にかけて、エニセイ川に沿って居住していた[3]。 最近の歴史以前は、ユグ人はケット人の北部集団と考えられていたが、1960年代に、その言語(ユグ語)と文化の違いから、ケット人とは区別されるようになった。1980年代の後半に、言語集団としてのユグ人は消滅した。1990年代の初期までに、流暢ではない話者が2,3人しか残っていない状態だったため、ユグ語は消滅したと考えられた。 1991年、ユグ人の人口はクラスノヤルスク地方のトゥルクハンスキー地方のVorogovo集落に10-15人であった[3]。2002にはロシア全域で19人のユグ人がいた[4]が、2010年には1人[5]となった。 脚注
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