マイク・トーマス・ブラウン(Mike Thomas Brown、1975年9月8日 - )は、アメリカ合衆国の男性総合格闘技トレーナー、元総合格闘家。メイン州ポートランド出身。アメリカン・トップチーム所属。元WEC世界フェザー級王者。マイク・ブラウンとも表記される。
来歴
1992年、ボニー・イーグル高校3年時にレスリングのメイン州大会で優勝[2]。2000年、ノーウィッチ大学卒業。
2001年11月17日、HOOKnSHOOTの修斗公式戦でエルメス・フランカと対戦し、三角絞めで一本負け。
2003年12月6日、AFCフェザー級タイトルマッチでレイ・レメディオスと対戦し、3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。
2004年4月2日、UFC初参戦となったUFC 47で須藤元気と対戦し、腕ひしぎ三角固めで一本負け[3]。
2005年5月、アメリカン・トップチームに移籍。
2005年6月11日、初参戦となったD.O.Gで中原太陽と対戦し、変形肩固めで一本勝ち[4]。
2005年10月28日、DEEP 21 IMPACTのフェザー級(-65kg)トーナメント1回戦で山崎剛と対戦し、3-0の判定勝ち[5]。12月2日、DEEP 22 IMPACTで行われたトーナメント準決勝で今成正和と対戦し、アンクルホールドで一本負け[6]。
WEC
2008年6月1日、WEC初参戦となったWEC 34でジェフ・カランと対戦し、3-0の判定勝ち[7]。
2008年11月5日、WEC 36でユライア・フェイバーの持つWEC世界フェザー級王座に挑戦し、カウンターの右フックでダウンを奪いパウンドでTKO勝ちを収め王座獲得に成功した[8]。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2009年3月1日、WEC 39でレオナルド・ガルシアと対戦し、右クロスカウンターをヒットさせてダウンを奪い、最後は肩固めで一本勝ちを収め初防衛に成功した[9]。サブミッション・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2009年6月7日、WEC 41でユライア・フェイバーと再戦し、3-0の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した[10]。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2009年11月18日、WEC 44でジョゼ・アルドとの防衛戦に臨み、2ラウンドにバックマウントポジションからのパウンドでTKO負けを喫し王座陥落した[11]。
2010年4月24日、WEC 48でマニー・ガンブリャンと対戦し、右フックでダウンを奪われたところにパウンドで追撃されKO負け[12]。9月30日、WEC 51でコール・プロヴァンスにTKO勝ちを収めた[13]。
UFC復帰
2011年1月1日、WEC統合により4年8か月ぶりのUFC参戦となったUFC 125でディエゴ・ヌネスと対戦し、1-2の判定負けを喫した。
2011年1月22日、UFC: Fight for the Troops 2でハニ・ヤヒーラと対戦し、0-3の判定負け[14]。当初ヤヒーラと対戦予定であったジョン・チャンソンの欠場を受けて約20日のインターバルで出場するもUFC2連敗となった。
2012年9月20日、アメリカン・トップチームのアシスタントコーチに就任した[15]。
2014年4月15日、首の負傷を理由に引退を表明した[16]。
2018年にWorld MMA Awardsのコーチ・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
戦績
総合格闘技 戦績
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35 試合
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(T)KO
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一本
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判定
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その他
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引き分け
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無効試合
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26 勝
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5
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13
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8
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0
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0
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0
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9 敗
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3
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4
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2
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0
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勝敗
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対戦相手
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試合結果
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大会名
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開催年月日
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× |
スティーブン・サイラー |
1R 0:50 KO(右フック→パウンド) |
UFC Fight Night: Shogun vs. Sonnen |
2013年8月17日
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○ |
ダニエル・ピネダ |
5分3R終了 判定3-0 |
UFC 146: dos Santos vs. Mir |
2012年5月26日
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○ |
ナム・ファン |
5分3R終了 判定3-0 |
UFC 133: Evans vs. Ortiz |
2011年8月6日
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× |
ハニ・ヤヒーラ |
5分3R終了 判定0-3 |
UFC: Fight for the Troops 2 |
2011年1月22日
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× |
ディエゴ・ヌネス |
5分3R終了 判定1-2 |
UFC 125: Resolution |
2011年1月1日
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○ |
コール・プロヴァンス |
1R 1:18 TKO(パウンド) |
WEC 51: Aldo vs. Gamburyan |
2010年9月30日
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× |
マニー・ガンブリャン |
1R 2:22 KO(右フック→パウンド) |
WEC 48: Aldo vs. Faber |
2010年4月24日
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○ |
アンソニー・モリソン |
1R 1:54 チョークスリーパー |
WEC 46: Varner vs. Henderson |
2010年1月10日
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× |
ジョゼ・アルド |
2R 1:20 TKO(パウンド) |
WEC 44: Brown vs. Aldo 【WEC世界フェザー級タイトルマッチ】 |
2009年11月18日
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○ |
ユライア・フェイバー |
5分5R終了 判定3-0 |
WEC 41: Brown vs. Faber 2 【WEC世界フェザー級タイトルマッチ】 |
2009年6月7日
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○ |
レオナルド・ガルシア |
1R 1:57 肩固め |
WEC 39: Brown vs. Garcia 【WEC世界フェザー級タイトルマッチ】 |
2009年3月1日
|
○ |
ユライア・フェイバー |
1R 2:23 TKO(右フック→パウンド) |
WEC 36: Faber vs. Brown 【WEC世界フェザー級タイトルマッチ】 |
2008年11月5日
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○ |
ジェフ・カラン |
5分3R終了 判定3-0 |
WEC 34: Faber vs. Pulver |
2008年6月1日
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○ |
マニー・リーズ・ジュニア |
1R 1:46 チョークスリーパー |
Premier X-treme Fighting |
2007年12月8日
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○ |
エベン・オロズ |
1R 3:15 TKO(パンチ連打) |
HOOKnSHOOT: BodogFight Women's Tournament |
2007年11月24日
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○ |
イーブス・エドワーズ |
5分3R終了 判定3-0 |
BodogFight: Clash of the Nations |
2006年12月16日
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○ |
ジェイソン・ブライアント |
1R 1:26 TKO(パンチ連打) |
Absolute Fighting Championships 19 |
2006年10月21日
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○ |
ロッキー・ロング |
2R 1:32 チョークスリーパー |
Kick Enterprises |
2006年9月9日
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○ |
ダスティン・ニース |
1R 0:50 フロントチョーク |
Absolute Fighting Championships 18 |
2006年8月26日
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× |
今成正和 |
2R 3:38 アンクルホールド |
DEEP 22 IMPACT 【フェザー級トーナメント 準決勝】 |
2005年12月2日
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○ |
山崎剛 |
5分3R終了 判定3-0 |
DEEP 21 IMPACT 【フェザー級トーナメント 1回戦】 |
2005年10月28日
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○ |
中原太陽 |
2R 2:23 変形肩固め |
D.O.G II |
2005年6月11日
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○ |
レナート・タバレス |
5分3R終了 判定3-0 |
Absolute Fighting Championships 10 【AFCフェザー級タイトルマッチ】 |
2004年10月30日
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× |
ジョー・ローゾン |
3R 2:14 チョークスリーパー |
Combat Zone 8: Street Justice 【USKBA全米ウェルター級王座決定戦】 |
2004年10月2日
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× |
須藤元気 |
1R 3:31 腕ひしぎ三角固め |
UFC 47: It's On |
2004年4月2日
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○ |
レイ・レメディオス |
5分3R終了 判定3-0 |
Absolute Fighting Championships 6 【AFCフェザー級タイトルマッチ】 |
2003年12月6日
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○ |
レナート・ミザベコフ |
1R 2:38 ヒールホールド |
Hardcore Fighting Championships 2 |
2003年10月18日
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○ |
マーク・ホーミニック |
3R 4:27 ヒールホールド |
Tournament Fighting Championships 8: Hell Raiser |
2003年6月6日
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○ |
ショーン・グラハム |
2R 1:05 TKO(パンチ連打) |
Hardcore Fighting Championships 1 |
2003年5月24日
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○ |
マイク・ラージ |
1R 1:12 チョークスリーパー |
Tournament Fighting Championships 7: Fightzone 7 |
2003年2月28日
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○ |
ビル・マホーニー |
3R 3:06 チョークスリーパー |
Mass Destruction 10 |
2003年1月25日
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○ |
エドワード・オドキーナ |
1R 1:19 チョークスリーパー |
USMMA 1: Ring of Fury |
2002年5月18日
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× |
エルメス・フランカ |
1R 2:21 三角絞め |
HOOKnSHOOT: Kings 1 |
2001年11月17日
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○ |
ヴィニー・ブライトマン |
1R 3:30 チョークスリーパー |
Mass Destruction 3 |
2001年8月4日
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○ |
ジェフ・ダリエンゾ |
1R 2:15 V1アームロック |
Mass Destruction 1 |
2001年4月14日
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獲得タイトル
表彰
- WEC ファイト・オブ・ザ・ナイト(1回)
- WEC ノックアウト・オブ・ザ・ナイト(1回)
- WEC サブミッション・オブ・ザ・ナイト(1回)
- World MMA Awards コーチ・オブ・ザ・イヤー(2018年)
脚注
関連項目
外部リンク