ペントランド海峡
ペントランド海峡(ペントランドかいきょう、Pentland Firth)はイギリスのオークニー諸島とスコットランドの間の海峡。概ね東西方向に伸びる海峡で、その幅は狭いところで約10kmである。 概要名称は古ノルド語の"Petlandsfjörð"(ピクト人の入り江)に由来している[1]。 南岸のスコットランド側では、西のダネット岬(グレートブリテン島の最北端)から東のダンカンスビー岬まで続き、オークニー諸島側にはホイ島及びサウス・ロナルドセー島が位置する。海峡内にはストロマ島とスオナ島の二つの島があり、海峡東側にはペントランド島嶼がある。 また、スコットランド-オークニー諸島間のフェリーが海峡を横断する航路で運航されている。 海峡の潮流は極めて速く、大きなエネルギーポテンシャルを持つため、この海底に水中タービンを設置してヨーロッパ最大の海流発電所を建設する計画が進められている。2014年に建設を開始して、第一段階は2015年~2016年までに86MWの発電設備を設置し、第二段階として2020年までに400MWへ拡張する計画である[2]。 脚注
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