ピスエルガ川
ピスエルガ川(ピスエルガがわ、スペイン語: Pisuerga)は、スペイン・カスティーリャ・イ・レオン州を流れる河川。ドゥエロ川の支流である。総延長は283km。流域面積は15,828km2。流域にある最大都市はバリャドリッド。 地理スペイン北部のカンタブリア山脈に端を発する。カスティーリャ・イ・レオン州パレンシア県最北部のフエンテス・カリオナス・イ・フエンテ・コブレ=パレンティーナ山地自然公園から水を集め、自然公園内にはレケハーダ貯水池が、少し下ってアギラール貯水池がある。 その後はパレンシア県とブルゴス県の境界付近を南下し、パレンシアの東約20kmの位置では、ブルゴスを通るアルランソン川(とその支流アルランサ川)を集める。パレンシアの南約15kmの位置では、パレンシア市街地を通るカリオン川を集める。さらに南下してバリャドリッド県に入り、バリャドリッドを通った後、バリャドリッドの南西約15kmの位置でドゥエロ川に注いでいる。 1950年代には上流部にアギラール貯水池(アギラール・ダム)が建設されたため、ピスエルガ川の水位は年間を通じて規則的となった。この貯水池のおかげで北メセタに灌漑農地が広がった。 脚注関連項目 |