パリFC
パリ・フットボール・クルブ(Paris Football Club (フランス語発音: [paʁi])は、フランス・イル=ド=フランス地域圏・パリに本拠地を置くサッカークラブ。2017-18シーズンからはリーグ・ドゥに所属する。 歴史1960年代のパリにはラシン・パリ、レッドスターFC93、スタッド・フランセ、アスレチック・パリなどのクラブが存在したが、1969年には降格や解散などでディヴィジョン・アン(1部)所属のクラブがなくなった[1]。首都にビッグクラブを作るべくパリFCが1969年に創設され、翌年にはスタッド・サンジェルマンと合併してパリ・サンジェルマンFCとなり、1971-72シーズン終了後にディヴィジョン・アン昇格を決めた[1]。しかし、スタッド・サンジェルマンはパリ西部近郊サン=ジェルマン=アン=レーに所在したクラブであり、パリ市がパリ・サンジェルマンFCへの資金援助を渋ったため、1972年にクラブや選手がパリFCとして引き継がれてプロクラブとして存続する一方、パリ・サンジェルマンFCはアマチュアクラブとして3部リーグからスタートすることが決定した[1]。パリ・サンジェルマンFCがパリ社交界の著名人を味方につけて成長する一方で、パリFCは1973年にディヴィジョン・ドゥ(2部)に降格した。ディヴィジョン・アンに到達したパリ・サンジェルマンFCにスタジアムを明け渡し、パリのトップクラブとしての覇権を失ってからは凋落の一途を辿った。その後はディヴィジョン・アンとディヴィジョン・ドゥを行き来していたものの、1983年はクラブが再分割されて4部へ転落。一時は5部まで落ちた。 2010年代2010-11シーズンのクープ・ドゥ・フランス9回戦では2階級上のリーグ・アンに所属するトゥールーズFCを2-1で破った[1]。2016-17シーズンはフランス全国選手権3位となり入れ替え戦に臨んだが敗退、残留が決まっていたものの、リーグ・アンのバスティアがフランス全国選手権3(5部相当)に降格したため、繰り上げでリーグ・ドゥに昇格した。 2020年代2021年12月17日、ホームにオリンピック・リヨンを迎え、クープ・ドゥ・フランス(2021年-2022年)9回戦が行われたが、ハーフタイム中にスタンドで騒動が発生して観客がピッチに乱入、試合は1-1のまま中止となった。後日、フランスサッカー連盟は両チームを失格とする処分を下した[2]。 2024年にはLVMHのベルナール・アルノーの一族がレッドブルと共同で買収した。[3] タイトル国内タイトル
国際タイトルなし 過去の成績
現所属メンバー注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
ローン移籍in注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
歴代監督
歴代所属選手→詳細は「Category:パリFCの選手」を参照
脚注
外部リンク |