『パズルボブル3』(Puzzle Bobble3)は、タイトーから1996年にリリースされたアーケードゲーム。『パズルボブル』シリーズの第3弾。
ゲームのルール
8方向レバー、1ボタン(ボール発射)でバブルを消していればクリアとなる。全30ステージ。
ボールがデッドラインを超えるとゲームオーバーとなる。
天井反射
今作からは壁のみならず、天井にバブルを当てても跳ね返るようになった。これに伴い、バブルは支点ブロックにくっついて現れるようになった。支点ブロックは、周囲のバブルを全部消すと消滅する。
レインボーバブル
本作から登場。隣でバブルが消えるとその色のバブルに変化する。
キャラクター
今作はゲームセンターにあるゲームを駆け巡るといった設定上、様々なアーケードゲームをモチーフにしたキャラクターが登場する[注 1]。対戦ではパズル、クイズ、クレーン、マージャン、アクション、タロット、カード、パンチング(ソニックブラストマン)の順で戦っていく。
今回から、対戦では選んだキャラクターによって相手へのバブルの送り方が変わるようになった。
- 登場キャラクター
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- バブルン(1Player)
- 泡はきドラゴン(正体は人間だがドラゴンの姿が好き)である1プレイヤーのキャラクター。
- 8色のバブルをランダムに降らせる。バランスがとれているキャラクター。
- ボブルン(2Player)
- 色が違うバブルンの弟。2プレイヤーのキャラクター。
- 送り方はバブルンと同じ。
- ムサシ
- アクションゲーム担当。日々トレーニングを欠かさない白い道着を着た格闘家。「波弾拳」などの技を使う。
- バブルンと同じく8色だが、下からだけではなく天井からも玉を補充する。
- チンクル
- クイズゲーム担当。妖精のような衣装を着た女の子。その正体は、アルバイトをしている普通の女子高生(エンディングで判明する)。
- レインボーバブルのみ、下から送り込む。急戦で力を発揮するが、レインボーバブルの性質上、受けに回ると脆い。
- スーパーソニックブラストマン(SSB)
- パンチングマシン担当。『ソニックブラストマン』からゲスト出演。悪を討つ正義の味方。他のキャラクターと異なり、バブルを消した際のセリフが「私のパンチを受けてみろ!」というセリフしか用意されていない。
- レッド・イエロー・ブルーの3色の他、おじゃまブロックを送り込むことができる。
- ルナ・ルナ
- タロット担当。宙に浮く光り輝く水晶を持つ、神秘的な雰囲気の女性。囁くように喋る。エンディングではどらんくを自分の家に連れて帰り、使用人にしている。
- 8色のバブルを天上からひたすら補充する。持久戦に強い。
- ジャック
- カード担当。カードを切りながら「美しい」を連呼するナルシスト。『プリルラ』とは全く違う。エンディングでは上半身裸で登場するが、直後にデブルンに潰される。
- レインボーバブル、おじゃまブロックを送り込めるが、たまにスターバブルまで送りこんでしまう。
- マリナ
- 麻雀担当。まったりした顔が特徴の、赤いビキニを着た豊満な肉体を持つ女性。エンディングでは何かの大会で1位(2位はルナ・ルナ、3位はチンクル)になっている。
- レッド・イエロー・ブルーの3色のみを降らせる変わったキャラクター。
- プリチオ
- クレーン担当。命を持った人形の男の子。
- 4色のバブルを降らせる。
- ボスキャラクター
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- デブルン
- 本作の中ボスで、太ったバブルン。実は着ぐるみで、中にはどらんくが入っている。
- 条件を満たすと操作可能となるPS版では、1キャラクターとして独立。
- どらんく
- 前作『パズルボブル2』に続いて登場する、いたずら好きな魔法使い。『2』に続いて、本作でも最終ボスを務める。
- 隠しキャラクター
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移植版
- Sトリビュート版
- セガサターン版ベースの移植。シティコネクションがプロデュースする、セガサターン時代の作品を復刻するプロジェクト「Sトリビュート」シリーズの1作品として配信。セガサターン版『パズルボブル2X』とその海外セガサターン版『バスト ア ムーブ2 アーケードエディション』、セガサターン版『パズルボブル3』とその海外セガサターン版『バスト ア ムーブ3』の計4タイトルを収録。「Sトリビュート」独自の機能として「巻き戻し」「スローモード」「クイックセーブ」「コンティニュー回数の変更」といった機能が加わっている。
脚注
注釈
- ^ なお、バブルンとボブルン、スーパーソニックブラストマン以外は今作(『パズルボブル3』)で新たに製作されたキャラクターとなっている。
出典
外部リンク