バッバ・スターリング
デレク・"バッバ"・スターリング(英: Derek "Bubba" Starling, 1992年8月3日 - )は、アメリカ合衆国カンザス州ジョンソン郡ガードナー出身の元プロ野球選手(外野手)。右投右打。 2021年開催の東京オリンピック 野球 銀メダリスト。 経歴プロ入り前ガードナー・エドガートン高等学校時代は野球の他にフットボールやバスケットボールでも活躍しており、ネブラスカ大学からは野球とフットボール(QB)の奨学生として誘いを受けていた[1]。また、高校時代のチームメイトにジョン・ミーンズがいる[2]。 プロ入りとロイヤルズ時代2011年のMLBドラフト1巡目(全体5位)でカンザスシティ・ロイヤルズから指名され、高卒選手としては破格の契約金750万ドルでプロ入り。 2012年、傘下のアパラチアンリーグのルーキー級バーリントン・ロイヤルズでプロデビュー。53試合に出場して打率.275、10本塁打、33打点、10盗塁を記録した。 2013年はA級レキシントン・レジェンズでプレーし、125試合に出場して打率.241、13本塁打、63打点、22盗塁を記録した。 2014年はA+級ウィルミントン・ブルーロックスでプレーし、132試合に出場して打率.218、9本塁打、54打点、17盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ピオリア・ハベリーナズに所属した。 2015年はA+級ウィルミントンとAA級ノースウエストアーカンソー・ナチュラルズでプレーし、2球団合計で103試合に出場して打率.269、12本塁打、44打点、6盗塁を記録した。オフには2年連続でアリゾナ・フォールリーグに参加し、サプライズ・サグアロスに所属した。11月20日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[3]。 2016年はAA級ノースウエストアーカンソーとAAA級オマハ・ストームチェイサーズでプレーし、2球団合計で109試合に出場して打率.183、7本塁打、40打点、11盗塁を記録した。 2017年はAAA級オマハでプレーし、80試合に出場して打率.248、7本塁打、70打点、5盗塁を記録した。 2018年はパイオニアリーグのルーキー級アイダホフォールズ・チュカーズ、AA級ノースウエストアーカンソー、AAA級オマハでプレーし、3球団合計で20試合に出場して打率.296、4本塁打、11打点、1盗塁を記録した。オフの11月30日にノンテンダーFAとなった[4]が、12月17日にマイナー契約で再契約した[5]。 2019年、マイナーではAAA級オマハでプレーし、72試合に出場して打率.310、7本塁打、38打点、9盗塁を記録した。7月11日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りすると[6]、翌12日のデトロイト・タイガース戦にて「7番・中堅手」で先発出場してメジャーデビュー(この試合での結果は3打数無安打1四球)[7]。この年メジャーでは56試合に出場して打率.215、4本塁打、12打点、2盗塁を記録した。 2020年は35試合に出場し、打率.169、1本塁打、5打点の成績だった。オフの12月2日にノンテンダーFAとなった[8]が、11日にロイヤルズとマイナー契約で再契約を結び、2021年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった [9]。 2021年はAAAオマハで27試合に出場し、打率.258、7本塁打、17打点の成績を残したが、メジャーに昇格する機会はなかった。また7月には東京オリンピック野球アメリカ合衆国代表に選出された[10]。10月26日に現役引退を発表した[11]。 詳細情報年度別打撃成績
年度別守備成績
代表歴背番号
脚注
関連項目外部リンク
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