ノーラン・シャヌエル
ノーラン・ライアン・シャヌエル(Nolan Ryan Schanuel, 2002年2月14日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州ボカラトン出身のプロ野球選手(一塁手)。右投左打。MLBのロサンゼルス・エンゼルス所属。 ロサンゼルス・エンゼルスの球団記録であるメジャーデビューから10試合連続安打の記録保持者[2]。 経歴プロ入り前プロ入り前はフロリダ・アトランティック大学でプレー。2023年のシーズンでは59試合に出場し、打率.447、19本塁打、64打点を記録した[3]。 プロ入りとエンゼルス時代2023年のMLBドラフト1巡目(全体11位)でロサンゼルス・エンゼルスから指名されプロ入り[4]。フロリダ・アトランティック大学出身の選手としては最高順位であり、同大学初の1巡目指名となった[5]。契約金は約525万ドル[6]。傘下のルーキー級アリゾナ・コンプレックスリーグ・エンゼルスでプロデビューした後に、A級インランド・エンパイア・66ers、AA級ロケットシティ・トラッシュパンダズへ昇格した[7]。ルーキー級からAA級までの合計21試合で打率.370、1本塁打、15打点、2盗塁、OPS1.003を記録[2][8]。8月19日にプロ入りからわずか1ヶ月でメジャー昇格を果たし、同日に「1番・一塁手」で先発出場を果たした[9]。マイナー経験が21試合でのメジャー昇格は2003年以降ではリッキー・ウィークスと並んで最速であり、ドラフト選手が同年にメジャーデビューするのは過去20年間でシャヌエルが11人目となった[8]。昇格当日の試合では、第一打席は三振に終わったが第四打席にメジャー初安打を放った[10]。同月30日、フィラデルフィア・フィリーズ戦の1回第1打席にて右前打を放ち、2001年にデビッド・エクスタインが記録したデビューから9試合連続安打の球団記録に並んだ[11]。翌31日、9回第5打席にて右前打を放ち、球団新記録となるデビューから10試合連続安打を達成した[12]。続く11試合目で連続安打は途絶えたものの連続出塁はそのまま継続し、10月1日のオークランド・アスレチックス戦にてデビューから29試合連続出塁を達成、1996年にダリン・アースタッドが記録したデビューから15試合連続出塁の球団記録を大きく塗り替え、イーノス・スローター(1939年)と並んでメジャー歴代3位タイとなった[13][14]。2023年はメジャーで29試合に出場し、打率.275、1本塁打、6打点、20四球、出塁率.402を記録。11月にはMLB公式サイトが2024年シーズンの新人王候補を各球団から1人ずつ選出、エンゼルスからはシャヌエルが選ばれた[15]。 2024年はシーズン開幕前にMLB公式サイト内のMLBパイプラインが発表するポジション別プロスペクト・ランキングにて、一塁手部門で3位にランクインした[16]。 人物詳細情報年度別打撃成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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