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ナメワッカ岳

ナメワッカ岳
標高 1,799.1 m
所在地 日本の旗 日本 北海道
新冠郡新冠町
日高郡新ひだか町
位置 北緯42度39分52秒 東経142度43分19秒 / 北緯42.66444度 東経142.72194度 / 42.66444; 142.72194 (ナメワッカ岳)
山系 日高山脈
プロジェクト 山
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ナメワッカ岳(ナメワッカだけ)は、北海道新冠郡新冠町日高郡新ひだか町の2町にまたがる標高1,799.1mの山である。山頂には三等三角点「滑若岳」が設置されている[1]

概要

日高山脈の中でも中央部、春別岳(1,855m)の尾根上に位置する。三角点を山頂とすることが一般的であるが、北側すぐに若干標高が高い約1,800mのナメワッカ岳最高点がある。

山名の由来は新冠町にあった地名「滑若」から来たとされる[2]が、アイヌ語で「冷たい水」を表す「ナム・ワッカ」が由来とされる[3]。ナメワッカ沢という沢名があるが、山名が先である[2]

登山

登山道はない。日高山脈の中でも奥部に位置するためかなり難易度が高い。

ルートの取り方は複数あるが主なルートは、札内川を遡上して十の沢すぐ北にある10.5の沢を登って日高山脈主稜線に出た後は南下し西にのびる尾根を歩いて山頂へ至るルート。徒渉や日高山脈屈指の藪漕ぎを何度も強いられるほか山頂までは距離があるため日帰りは困難であるが道中に山小屋はない。

脚注

  1. ^ 基準点成果等閲覧サービス”. sokuseikagis1.gsi.go.jp. 2024年12月7日閲覧。
  2. ^ a b 山名考_ナメワッカ岳”. amaimonoko.at-ninja.jp. 2024年12月7日閲覧。
  3. ^ Bojan, 投稿者. “北海道のアイヌ語地名 (354) 「滑若・ポキアップ川・アブカシャンペ川」”. 2024年12月7日閲覧。
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