ナディネ・アンゲラー
ナディネ・アンゲラー(Nadine Marejke Angerer、1978年11月10日 - )は、ドイツ・ロール・アム・マイン出身の元女子サッカー選手。現役時代のポジションはゴールキーパー。女子サッカーを代表するゴールキーパーの1人で、2013年度にFIFA女子最優秀選手賞とUEFA欧州女子最優秀選手賞に選出されている。 経歴クラブ1978年11月10日にフランクフルト近くのロール・アム・マインに生まれる。ASVホフシュテッテンでキャリアを開始した時はフォワードとしてプレーしていた[1]。 2001年に1.FFCトゥルビネ・ポツダムに移籍し、主力として2度のブンデスリーガ優勝と3度のDFBポカール優勝に貢献。2004-05シーズンにはUEFA女子カップを制した。 2009年から2013年には1.FFCフランクフルトに在籍し、この時はリーグ優勝は無かったもののDFBポカールで1度優勝した。 2014年からはアメリカ・NWSLのポートランド・ソーンズFCでプレーした。 2015年に現役を引退した。 ドイツ代表1996年8月のオランダ戦で初めて代表に招集される。その後の10年間のほとんどは、当時の正GKであったジルケ・ロッテンベルクの控えであった。 ロッテンベルクが前十字靭帯を痛めたことにより、2007年のFIFA女子ワールドカップ・中国大会では正GKに抜擢され、チームの優勝に貢献。大会最優秀GKに贈られるゴールデングローブを受賞した。 その後は主力に定着し、2008年の北京オリンピックでは銅メダルを獲得。母国開催となった2011年のFIFA女子ワールドカップ・ドイツ大会では、準々決勝で日本に敗れ、翌年のロンドンオリンピック出場権も逃した。 UEFA欧州女子選手権では1997年大会から2013年大会まで5回の優勝を経験し、2013年大会では大会最優秀選手に選出された。そして、2013年度のFIFA女子最優秀選手賞を受賞した。 タイトルドイツ代表
クラブ
個人タイトル
私生活2010年、両性愛者であることを公表した[2]。2016年11月に女性と結婚した。 脚注
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