ダイエス空軍基地
ダイエス空軍基地(ダイエスくうぐんきち、英: Dyess Air Force Base)は、テキサス州アビリーンに位置するアメリカ空軍の基地である。B-1B戦略爆撃機を運用する第7爆撃航空団が所在している。 概要1942年、アメリカ陸軍航空隊はアビリーン郊外に新しい飛行場としてタイ陸軍飛行場の建設を着工、同年12月18日の開設時にはアビリーン陸軍航空基地の名称となっていた[2]。1943年4月8日にはアビリーン陸軍飛行場へ名称変更され、飛行訓練学生の訓練基地として運用を開始し、第二次世界大戦後の1946年1月31日に基地は閉鎖された[2]。 アメリカ陸軍からアメリカ空軍が独立後、1956年4月15日に戦略航空軍団の基地として再開し、B-47E戦略爆撃機を運用する第341爆撃航空団が配備され、同年12月1日にダイエス空軍基地へ名称変更された[2]。 1962年から1965年の期間、SM-65F大陸間弾道ミサイルが配備され[2]、1963年9月にはオクラホマ州アルタス空軍基地からB-52C戦略爆撃機を運用する第96爆撃航空団が移駐した[3]。第96爆撃航空団は1985年6月にB-1B戦略爆撃機を受領し、アメリカ空軍で最初のB-1B実戦部隊となっている[3]。なお、第96爆撃航空団は1991年9月1日にアメリカ空軍の新しい運用構想に基づき、第96航空団へ改編された[3]。 1993年9月30日には、テキサス州カーズウェル空軍基地の閉鎖に伴い、B-1B戦略爆撃機を運用する第7爆撃航空団が移駐している[3]。 所在部隊
脚注・出典
外部リンク
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