タヨ語(Tayo language、もしくはKaldosh, Caldoche, Patois de St-Louisとしても知られる)は、ニューカレドニア、特にヌメア近くのセントルイス、そしてパイタ(w:Païta)で話される、フランス語ベースのクレオール言語である。およそ2000名が母語にしている[3]が、第2言語としての使用者もいる。
フランス語ベースのクレオール言語ではあるが、構文はビスラマ語、ピジン語、トク・ピシンなどの太平洋の英語ベースのクレオール言語に近い。消滅した「ビスラマ」(現在のビスラマ語とは異なる)と呼ばれていたバヌアツのフランス語ベースのクレオール言語に恐らく関係があるとされている[4]。
脚注
- ^ Tayo at Ethnologue (18th ed., 2015)
- ^ Hammarström, Harald; Forkel, Robert; Haspelmath, Martin et al., eds (2016). “Tayo”. Glottolog 2.7. Jena: Max Planck Institute for the Science of Human History. http://glottolog.org/resource/languoid/id/tayo1238
- ^ Etnhologue report on Tayo
- ^ A Geolinguistic Handbook (Gunnemark & Kenrick — 1985)