セヴァン湖セヴァン湖(Sevan、アルメニア語: Սևանա լիճ、アゼルバイジャン語: Göyçə gölü、トルコ語: Gökçe Gölü、ペルシア語: گوگچه تنگیز、ロシア語: Севан)はアルメニア・ゲガルクニク地方にある湖。アルメニア最大の湖で、大規模な湖としては世界で最も高地にあるものの一つ(海抜約1900m)。 一部の水のみ北西のフラズダン川へ流出し、これはクラ川に流入してカスピ海へ注ぐが、乾燥地帯にあるため90%の水は直接蒸発している。ソ連時代にはフラズダン川を通して灌漑に大量使用されたため、水量が大幅に減ってしまった。面積は1949年に1360km2だったが、2005年には940km2となっている。 アルメニアセグロカモメなどの水鳥の繁殖地であり、1993年にラムサール条約登録地となった[1]。湖中に生息する魚類はセヴァンマス、ホワイトフィッシュが知られており、外来生物として キンギョが入り込んでいる。 水位の低下により、セヴァナヴァンク教会のあるかつてのセヴァン島は、現在半島になっている。
脚注
外部リンク
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