ジャック・コンウェイ (映画監督)
ジャック・コンウェイ(英語: Jack Conway, 1887年7月17日 - 1952年10月11日)は、アメリカ合衆国の映画監督、俳優、映画プロデューサーである[1]。メトロ・ゴールドウィン・メイヤー初のトーキー『侠盗ヴァレンタイン』を監督した[1]。本名ヒュー・ライアン・コンウェイ(英語: Hugh Ryan Conway)、ジョン・コンウェイ(英語: John Conway)とも名乗った[1]。 人物・来歴1887年(明治20年)7月17日、アメリカ合衆国のミネソタ州グレイスヴィルに生まれる[1]。 ヒュー・ライアン・コンウェイの最初のキャリアは舞台俳優であった[2]。満22歳となる1909年(明治42年)、D・W・グリフィスの助手となる[2]。1913年(大正2年)、映画監督に昇進する[2]。その後もグリフィスの監督した映画『國民の創生』(1915年)や『イントレランス』(1916年)の助監督を務めている[1]。 1928年(昭和3年)、メトロ・ゴールドウィン・メイヤー製作・配給による同社初のトーキー『侠盗ヴァレンタイン』の監督を務める[3]。同作は、1920年(大正9年)にエドマンド・モーティマーとアーサー・リップリーが共同監督したサイレント映画『ヴァレンタイン』のリメイクである[4]。 1934年(昭和9年)、監督作の『奇傑パンチョ』が、第2回ヴェネツィア国際映画祭でムッソリーニ杯にノミネートされてコンペティション上映され、特別賞を受賞した[1]。 1952年(昭和27年)10月11日、カリフォルニア州ロサンゼルス郡パシフィック・パリセーズで死去した[1]。満65歳没。同州グレンデールのフォレスト・ローン・メモリアル・パークに眠る[5]。映画産業への貢献によりハリウッド・ウォーク・オブ・フェームの星をヴァイン街1500番地に刻む[1]。 おもなフィルモグラフィ特筆以外はすべて監督作[1]。
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