ジャコモ・レッコ
ジャコモ・レッコ(Giacomo Recco、1603年 - 1653年)はイタリアの画家である。17世紀のナポリで、ルカ・フォルテ(Luca Forte:c.1600-1660)とともに、静物画のスタイルを作りあげた。 略歴ナポリに生まれた。弟のジョバン・バッティスタ・レッコ(Giovan Battista Recco: 1615-1660)も画家になり、静物画を描いた。ナポリにおいて静物画にジャンルを確立された考えられるルカ・フォルテの影響を受けて静物画を描いたが、花瓶と花という題材を専門にした。多くの弟子を育て、ナポリの静物画のジャンルを発展させた。 レッコの弟子のパオロ・ポルポラ(Paolo Porpora: 1617-1673)は花を描いた作品の他に、蛇、亀、蛙といった動物を描くなど新しい試みもした。息子のジュゼッペ・レッコ(Giuseppe Recco: 1634–1695) も静物画を描く画家になり、スペインの宮廷に招かれた。ジュゼッペの子のニコラ・マリア・レッコ(Nicola Maria Recco)とエレナ・レッコ(Elena Recco: 1654–1715)も静物画を描く画家になった。 作品
参考文献
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