Share to: share facebook share twitter share wa share telegram print page

 

シリンクス (小惑星)

シリンクス
3360 Syrinx
仮符号・別名 1981 VA
分類 地球近傍小惑星
軌道の種類 アポロ群
火星横断
発見
発見日 1981年11月4日
発見者 E. F. ヘリン
R. S. ダンバー
軌道要素と性質
元期:2012年3月14日 (JD 2,456,000.5)
軌道長半径 (a) 2.468 AU
近日点距離 (q) 0.634 AU
遠日点距離 (Q) 4.303 AU
離心率 (e) 0.743
公転周期 (P) 3.88
軌道傾斜角 (i) 21.41
近日点引数 (ω) 62.15 度
昇交点黄経 (Ω) 243.94 度
平均近点角 (M) 320.02 度
物理的性質
直径 1.8 km
絶対等級 (H) 16.3
アルベド(反射能) 0.17
Template (ノート 解説) ■Project

シリンクス (3360 Syrinx) はアポロ群で、公転軌道が火星と交叉する火星横断小惑星である。パロマー山天文台エレノア・ヘリンR・スコット・ダンバーによって発見された。

この小惑星は21世紀の間に地球の 40Gm以内(月までの距離の約100倍)に3回近づくと予測されている。2039年に 33 Gm、2070年に 40 Gm、2085年に 24 Gmまで近づく。なお、2012年9月20日には0.4192AU(62.71Gm)まで近づき[1]、17.0等級で観測できる[2]と予測されている(11月23日に16等級で観測できるという予測もある[2])。

ギリシャ神話の川の妖精シュリンクスから命名された。この妖精の名はカール・ニールセンの曲、『パンとシュリンクス』でも知られる。この小惑星は命名されたのが遅く、長い間、名前のない小惑星のうち、小惑星番号の最も小さいものであった。

脚注

  1. ^ JPL Close-Approach Data: 3360 Syrinx (1981 VA)” (2009-01-22 last obs). 2012年5月5日閲覧。
  2. ^ a b NEODys (3360) Syrinx Ephemerides for 20 September 2012”. Department of Mathematics, University of Pisa, Italy. 2012年5月5日閲覧。

関連項目

外部リンク

Kembali kehalaman sebelumnya