シメ・ヴルサリコ
シメ・ヴルサリコ(Šime Vrsaljko, 1992年1月10日 - )は、クロアチア・ザダル出身の元サッカー選手。元クロアチア代表。ポジションはDF。 来歴クラブクロアチアのNKザダルのユースチームでキャリアをスタートさせ、2006年にクロアチアのディナモ・ザグレブのユースチームに移籍する。2009年にトップチームに昇格するとすぐにロコモティヴァ・ザグレブにレンタル移籍した。 2013年7月12日、ジェノアCFCに移籍[1]。2014年7月22日、サッスオーロに移籍[2]。 2016年7月5日、アトレティコ・マドリードへ移籍[3]。9月17日のスポルティング・ヒホン戦にてラ・リーガデビューを果たしたが、右サイドバックのフアンフランからポジションを奪うことができずバックアッパーとなり、リーグ戦ではデビュー以降2016年12月17日のラス・パルマス戦まで出場機会が訪れなかった。しかし1月にフアンフランが負傷離脱すると代役をこなし14試合を出場した。 翌2017-18シーズンには再びフアンフランの後塵を許し退団が噂されたが、12月にフアンフランが負傷離脱すると出場機会を増やし、2018年2月6日に契約を2022年まで延長した[4]。4月26日に行われたUEFAヨーロッパリーグのアーセナルFC戦では大会史上最速の開始75秒でイエローカードをもらい、さらにこれもまた最速記録の9分9秒でレッドカードを受けた[5]。 2018年7月31日、アトレティコ・マドリードはヴルサリコがインテルナツィオナーレ・ミラノにレンタル移籍(買取オプション付き)することを発表した[6]。8月1日、インテルナツィオナーレ・ミラノはヴルサリコを1年間の期限付き(買い取りオプション付き)で獲得したことを発表した[7]。右サイドバックのレギュラーとして期待されて加入したシーズンだったが、怪我の影響で13試合の出場にとどまり、2月には左ひざの手術を受けるため今季絶望になったところでアトレティコに返却された[8]。 2020年8月9日、チャンピオンズリーグのリスボン遠征に向けてUEFAプロトコルに基づきクラブでPCR検査を受けた結果、アンヘル・コレアと共に新型コロナウイルス陽性が発覚。症状は無く、回復したと診断されたが、準々決勝に参加できなかった[9][10][11]。 2022年6月30日、6年間在籍したアトレティコ・マドリードから契約満了で退団した[12]。 2022年7月2日、3年契約でオリンピアコスFCに加入した[13]。 しかし負傷等の影響で公式戦9試合の出場に留まると2023年1月には双方合意の元にオリンピアコスとの契約を解除し、3月22日に現役引退を発表した[14]。引退後は代理人に転身予定。 代表クロアチア代表として各年代でプレーし、2012年にUEFA EURO 2012にも出場した。 2018年5月、2018 FIFAワールドカップを戦うクロアチア代表に選出された[15]。大会では、アイスランド戦を除く計6試合にフル出場し、チームの大会準優勝に貢献した。 2022年8月26日、クロアチア代表から引退することを公表した[16]。 個人成績クラブ
代表歴出場大会試合数
タイトルクラブ
脚注
外部リンク
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