コナステコナステ(コナミアミューズメントゲームステーション)は、コナミアミューズメントが提供しているe-amusement pass対応アーケードゲーム及び派生タイトルを個人のWindows(以下PC)・Android・iOS端末にてプレイするサービス。[注 1]。 本項目では、類似サービスの「e-amusement for NetCafe」についても記述する。
概要本サービスはクラウド技術を用いたストリーミングサービスを利用し、サーバーで処理された映像をPCに送信しゲームセンターと同様のプレイを実現している[1]。また一部タイトルはWindows専用のネイティブアプリケーションとして提供され、インストーラーからゲームファイルをダウンロード・インストールしてプレーする。 全てのタイトルがe-AMUSEMENT PASS対応で、連動タイトルではアーケード版とリアルタイムでのオンライン対戦が可能。サービス提供時間は7:00-翌日5:00(ただし、格闘俱楽部シリーズは7:15~翌日4:00まで。5:00-7:00はサーバーメンテナンスのため休止)。ただしオトメディウス以外の24時間(実質22時間)プレイは2015年5月12日から[2]であり、それ以前は22:00-翌日10:00(メンテナンスによる休止あり)だった。なお、毎月第三火曜日は定期長時間メンテナンスとして2:00~7:00まで全タイトル[注 2]のサービスが停止している。 e-amusement for NetCafe2024年8月26日よりサービス開始。快活CLUB店舗内に設置されているPCから、コナステ同様ストリーミング配信でゲームをプレイすることができる。 e-AMUSEMENT PASSとのデータ連動ができない「無料プレー」と、PASELIを使用してプレー毎の料金支払いを行う「通常プレー」の2種の料金体系が設定されている。[3] 歴史
対応タイトル太字はアーケード版とのデータ連動あり(一部連動しないデータもある)。タイトル名の前に「◎」が付いているものはコナステオリジナルタイトル、「☆」が付いているものはe-amusement for NetCafe提供タイトル。 PC版
Android版
iOS版
動作環境
プレイ方法本サービスはストリーミング対応機種・ダウンロードコンテンツ共に一般のインターネット回線を用いてゲームを行う関係上、KONAMI IDの登録が必須となる。IDの登録後、手持ちのe-AMUSEMENT PASSを登録してゲームのプレイを行う。既に利用を行っているデータをそのまま利用できる機種の場合は、そのデータをそのまま使用することができる。物理PASSを所有していない場合や新規カードの作成を行いたい場合は仮想PASSの発行が可能で、これを用いてコナステのみでプレイを完結させることも可能。後から物理PASSを購入した場合は何もデータが登録されていない状態で物理PASSを登録することにより、仮想PASSのデータを物理PASSへ移行することも可能(統合は不可であり、何も情報が登録されていないPASSが必要となる)。
公式サイトの対応タイトル一覧よりゲームを選択してクライアントプログラムをインストール。インストール後はランチャーが起動しコナステのロゴと各タイトルのロゴが表示された後にプレイ開始となる。
Google Playよりアプリをインストールする。アプリ起動後対応タイトルを選択しゲーム開始ボタンを選択するとプレイ開始。
App Storeより各対応ゲームのアプリをインストールする(Android版と異なりアプリが各ゲームごとに分かれている)。 決済方法PC版についてはKONAMIの電子マネーであるPASELIまたはクレジットカードで決済を行う。 麻雀格闘倶楽部・天下一将棋会・クイズマジックアカデミー・オトメディウスPC版については決済方法はPASELIのみ(クレジットカードからの直接決済不可。一旦クレジットカードからPASELIにチャージを行う必要がある)、iOS/Android版は「CP」のみ(クライアントのダウンロードは無料)であり、アプリ内もしくは購買部(PASELI決済も可能)で事前のチャージが必要。また、プレイする場合でも、e-amusementサイトにてPASELIを利用する設定にする必要がある。 SOUND VOLTEX・ボンバーガールeamusementサイトの購買部にてプレーチケットを購入するか、ベーシックコース加入でプレイする。 コナステ メダルコーナーPC版に関してはeamusementサイトの購買部で専用メダルを購入する必要がある。購入にはウェブマネーなどの汎用電子マネーからの直接購入、クレジットカード決済に加え、PASELIからの決済も可能。 Android版についてはPC版で購入したメダルと共通で利用が可能だが、アプリ上からクレジットカードやPASELIを含めた電子マネーの決済は行えず、CPからの決済も利用不可。Androidのストア経由のみでの決済となる。 メダルからPASELIおよびCPへの払戻を含めた換金・ゲームセンターでの使用は不可。最終利用日から180日間利用がなかった場合は失効。また『FEATURE Premium マジカルハロウィン7』『FEATURE Premium 麻雀格闘倶楽部参』『FEATURE Premium 戦国コレクション4』『FEATURE Premium マジカルハロウィン ーTrick or Treat!ー』プレイ開始時にはクレジットが「所持メダル(他のゲームで表示されるクレジット)×5」に自動的に変換され、プレイ終了時には「残りクレジット数÷5」のレートでメダルに変換される(端数切捨て)。 コナステオリジナルタイトル各作品ごとに月額料金制のベーシックコースに加入する必要がある。 アーケード版との差異基本的には操作方法を含めアーケード版と同一となるが、一部システムが利用不可能であったり逆にコナステ限定で利用できるシステムがあったりと細かな違いが存在する。動作環境やプレイ料金等も頻繁に変更されており、詳細は公式サイト上の各タイトルから確認が行える。 ゲームシステム上の差異
基本的にはニューキャビネット機能搭載モデル相当のため、ハイグレードモデルの機能が利用できないほか、以下の制約がある。
麻雀格闘倶楽部同様ハイグレードモデルの機能が利用できない(スタンダードモデル準拠)ほか、以下の制約がある。
操作性の差異PC版の場合、タッチパネル操作についてはマウス、それ以外の操作についてはキーボード操作が基本となる。麻雀格闘倶楽部ではZEROより、天下一将棋会2では2016年12月15日の新サービスより画面タッチパネルに対応。対応モニタ/環境を用意する必要はあるが、よりアーケード筐体に近い操作が可能になった。
脚注注釈
出典
外部リンク |