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クリストファー・ギッセル

クリス・ギッセル
Chris Gissell
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ワシントン州タコマ
生年月日 (1978-01-04) 1978年1月4日(46歳)
身長
体重
6' 5" =約195.6 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1996年 MLBドラフト4巡目
初出場 MLB / 2004年8月22日
NPB / 2006年5月24日
CPBL / 2009年3月29日
最終出場 MLB / 2004年9月26日
NPB / 2007年8月16日
CPBL / 2009年8月13日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

クリストファー・オデル・ギッセルChristopher Odell Gissell , 1978年1月4日 - )は、アメリカ合衆国ワシントン州出身の元プロ野球選手投手)。

経歴

1996年MLBドラフト4巡目でシカゴ・カブスに指名され契約。2003年コロラド・ロッキーズに移籍し、2004年8月22日にメジャーデビュー。

2006年西武ライオンズに入団。メジャー未勝利など実績は乏しいながらも先発投手として期待された。オープン戦の不調により開幕をファームで迎えたが、5月にチームの投手陣不調を受けて一軍に昇格、5月24日の対中日戦で先発すると、来日初登板初勝利を記録した。以降先発ローテーションに定着して好投を続け、7月9日の対日本ハム戦まで無傷の5連勝。外国人投手による来日初登板からの5連勝は、1953年レオ・カイリー(6連勝)以来53年ぶりの快挙となった。シーズン通算6勝4敗。

2007年アレックス・グラマンと共に先発ローテーションの一角として期待されたが、序盤は不調で二軍落ちし、その後再度昇格したが、制球が定まらず不安定なピッチングを繰り返した。8月9日の対ソフトバンク戦で敗戦投手となり、外国人ワーストタイ記録となる9連敗(1961年グレン・ミケンズ1992年スコット・アンダーソン)。同じく西鉄時代の1959年田中喜八郎の球団ワースト記録にも並んでしまった。その結果、1勝9敗と大きく負け越し、西武の26年ぶりにBクラスに転落してしまう原因を作ったという事もあって、同年10月に西武から戦力外通告を受けた。西武退団後の同年オフ、オークランド・アスレチックスとキャンプ招待選手としてマイナー契約をした。

2009年台湾統一セブンイレブン・ライオンズと契約を結んだ。登録名克里斯。先発の柱として14試合に登板し、4勝を挙げるが安定感を欠き、8月19日にケニー・レイボーンと入れ違う形で契約解除となった。

2010年は古巣ロッキーズとマイナー契約を結んだ。

2013年よりロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム傘下ルーキー級オレム・オウルズの投手コーチを務めている[1]

プレースタイル・人物

196cmの長身から投げる、145km/h前後の直球スライダーなどの多彩な変化球を制球良く操る。相手打者に考える余裕を与えないために心がけているという、投球テンポの速さが特徴の一つ。

解説者からは特に目立つような特徴がない投手だと言われている(逆にその特徴のなさが攻略を困難にさせているという指摘もある)。その長身から、同じく身長の高い同期入団投手のアレックス・グラマンと共に、「ツインタワー」の愛称をつけられた。

外国人にしてはかなりの童顔であり、ワイシャツを着ていると中学生にしか見えないと言われてしまった事もある。

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2004 COL 5 1 0 0 0 0 1 0 0 .000 48 8.2 20 4 3 0 0 11 1 0 14 14 14.54 2.65
2006 西武 18 18 2 0 0 6 4 0 0 .600 469 109.0 112 10 30 0 4 85 3 1 53 48 3.96 1.30
2007 14 14 0 0 0 1 9 0 0 .100 336 74.1 92 8 24 0 5 56 1 1 48 43 5.21 1.56
2009 統一 14 14 0 0 0 4 5 0 0 .444 328 74.1 85 4 21 1 1 61 1 0 46 37 4.48 1.43
MLB:1年 5 1 0 0 0 0 1 0 0 .000 48 8.2 20 4 3 0 0 11 1 0 14 14 14.54 2.65
NPB:2年 32 32 2 0 0 7 13 0 0 .350 805 183.1 204 18 54 0 9 141 4 2 101 91 4.47 1.41
CPBL:1年 14 14 0 0 0 4 5 0 0 .444 328 74.1 85 4 21 1 1 61 1 0 46 37 4.48 1.43
  • 2009年度シーズン終了時

表彰

CPBL
  • 月間MVP:2回 (投手部門:2009年3月、4月)

記録

NPB投手記録
NPB打撃記録
  • 初打席・初安打:2006年5月24日、対中日ドラゴンズ2回戦(ナゴヤドーム)、3回表にルイス・マルティネスから中前安打

背番号

  • 59 (2004年)
  • 34 (2006年 - 2007年)
  • 48 (2009年)

脚注

  1. ^ Orem Owlz Roster”. The Official Site of the Orem Owlz. 1 February 2014閲覧。

関連項目

外部リンク

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