オートルート A1
オートルート A1(Autoroute française A1、高速道路A1号線)は、パリとリールを結ぶフランスのオートルートのひとつ。別称にオートルート・デュ・ノール、高速道路北線(Autoroute du Nord)とも呼称される。運営はフランス北部東部高速道路会社(fr:Société des autoroutes du Nord et de l'Est de la France)が実施している。 フランスの高速道路ではもっとも交通量が多いとされる[1]。 A1号線はパリ北部郊外から、スタッド・ド・フランス、ル・ブルジェ、シャルル・ド・ゴール国際空港、アステリックス・パークを経由してピカルディ地域圏の主要都市を通過せず、シェブリエールからリール郊外までの間はLGV北線と併走している。経路の中間ではアミアンやサン=カンタンへ抜けることが出来る。途中でヨーロッパの大動脈のひとつであるA29号線を横断し、A2号線(パリ~ブリュッセル間を結ぶ幹線の一部)やカレーへ向かうA26号線やドゥエおよびランスに向かうA21号線とヴィルヌーヴ=ダスクへ向かうA27号線で分岐し、終点であるリールにてダンケルクへ向かうA25号線と合流する。 2009年4月22日から、タクシーとバスのためにパリとシャルル・ド・ゴール国際空港の間で実験路線が設けられた。 経路
※Eeはジャンクション、ARはレストエリア、ASはサービスエリアを示す。 歴史
A1号線はポルテ・ド・パリのインターチェンジからA2号線との分岐点まで欧州自動車道路E19号線として指定されている。 このほかにもA3号線およびA104号線とのインターチェンジからA26号線とのインターチェンジまでの区間が欧州自動車道路E17号線として。 A27号線とのインターチェンジからA25号線とのインターチェンジまでの区間が欧州自動車道路E42号線となっている。 通過する地域圏と県脚注
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