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エア・シティ

エア・シティ』(Air City, 에어시티)は、韓国MBC2007年5月18日から2007年7月8日まで放送されたトレビドラマ。全16話。

日本では、2007年10月26日から2007年12月14日までWOWOWで初放送(2話ずつの放送)、2008年1月10日から2008年5月8日までテレビ東京で放送された。

概要

数万の国と国境を接する仁川空港。ここで働く仁川国際空港公社Incheon International Airport Corporation)の運営本部と保安を担当する国家情報院National Intelligence Service)の職員たちを描いたドラマである。韓国の仁川国際空港を舞台に撮影された。

登場人物

主演

  • キム・ジソンイ・ジョンジェ
    国家情報院の仁川国際空港担当要員。ブラック・エージェント(特殊任務要員)であり、以前はエジプトで3年間働いていた。生死のかかった職なので、恋したミョンウとトギョンとは恋人になれなかった。
  • ハン・ドギョンチェ・ジウ
    仁川国際空港運営本部室長。
  • カン・ハジュンイ・ジヌク
    運営本部状況管理チーム長。
  • ソ・ミョンウムン・ジョンヒ
    空港病院の医師。ジソンの昔の恋人。
  • ハン・イギョンイ・ダヒ
    アシアンウィンズの新人副操縦士。ハン・ドギョンの妹。子供の頃に別れた姉と再会する。

国家情報院の人々

空港運営本部の人々

  • チャン・ナニョンバク・タムヒ
    女性。空港運営本部顧客支援チーム長。
  • ノ・テマンキム・ジュンホ
    男性。空港運営本部環境改善チーム長。名前の意味は「勤務‘怠慢’(근무태만)じゃない」と本人は口にするが、行動はそのままである。
  • キム・スチャン:クォン・ヨンジン
    男性。空港運営本部顧客支援チーム。3ヶ国語ができる(英語、日本語、中国語)。ただし、ホームページの紹介では違っており、ドラマの中でも「僕は中国語はわかりません」と素直に言っている。
  • ミン・ビョングァンクォン・ヘヒョ
    男性。運営本部の本部長。43歳。
  • アン・ガンヒョンチュ・サンウク
    警察。保安隊の業務総括。
  • チェ・ジョンヒチェ・ラン
    運営本部環境改善チーム美化部マネジャー。
  • オム・バンジャンユン・ジュサン
    運営本部カート担当班長。ナンヨンの外叔。龍遊島(ヨンユド、仁川国際空港近くの島)の出身で、空港に就職して自分なりに故郷を守っている。
  • コ・ウナシン・シンエ
    運営本部環境改善チーム美化部組長。

特徴

  • 客室乗務員を主に扱った既存のドラマとは異なり、空港の全てを扱ったことで、新鮮なドラマと評価された。
  • 事前企画期間2年、制作費は60億ウォン(日本円約8億円。2007年7月基準)の大作ドラマであった。
  • 音楽には東方神起が参加、エンディングテーマ(次回予告の挿入曲)‘하루달’(ハルダル:一日月)を歌った。後に日本語バージョンで歌っている(Forever Loveを参照)。
  • 専門職ドラマを標榜したが、既存の恋愛物の型から抜け出られなかったとも評されている。最終回の視聴率は約10パーセントであった(『大祚栄』は約30パーセント)。

放映タイトル

※以下の放送日は、いずれもWOWOWでの初放送日である。

  • 第1話「旅の始まり」(2007年10月26日放送)
  • 第2話「不法入国者」(2007年10月26日放送)
  • 第3話「国境を守れ」(2007年11月2日放送)
  • 第4話「操縦士到着」(2007年11月2日放送)
  • 第5話「偽造パスポート」(2007年11月9日放送)
  • 第6話「滑走路の鳥」(2007年11月9日放送)
  • 第7話「友の裏切り」(2007年11月16日放送)
  • 第8話「届かぬ思い」(2007年11月16日放送)
  • 第9話「忘れない夜」(2007年11月23日放送)
  • 第10話「犯人を追え」(2007年11月23日放送)
  • 第11話「隠した紙幣」(2007年11月30日放送)
  • 第12話「荷をほどけ」(2007年11月30日放送)
  • 第13話「空港診療室」(2007年12月7日放送)
  • 第14話「取引の代償」(2007年12月7日放送)
  • 第15話「仕事 VS 恋愛」(2007年12月14日放送)
  • 最終話「旅の思い出」(2007年12月14日放送)

関連項目

  • 仁川国際空港
  • アシアナ航空:ドラマのスポンサー企業。ドラマの中では「アシアウィンズ」(아시아 윙즈)とされている(ロゴは編集しないままで放送されているが、他の航空会社も同様である)。
  • 新韓銀行:ドラマのスポンサー企業。ドラマの中では「シナ銀行」(신아은행)とされる。偽造紙幣の事件で登場する。

備考

外部リンク

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