イーライ・ロス
イーライ・ロス(Eli Roth, 1972年4月18日 - )は、アメリカ・ボストン出身の映画監督、映画プロデューサー、脚本家、俳優。新世代のホラー映画監督として、注目を集めている。 経歴父親はハーバード大学教授の精神分析医、母親は画家[1]。祖父母はオーストリア、ロシア、ポーランドの出で、ユダヤ系の家庭で育つ[2][3]。幼少時に見た『エイリアン』に魅了され、8ミリ映画を撮り始める[4]。 ニューヨーク大学映画学科卒業。卒業制作で、『レザボア・ドッグス』のパロディのスプラッター短編『レストラン・ドッグス』を監督し、学生映画祭で銀賞を受賞。また、学生時代にはトロマ映画でアルバイトもしていた。 大学卒業後、デヴィッド・リンチと知合い、リンチのウェブ短編映画制作を手伝う。2003年の『キャビン・フィーバー』で商業監督デビュー。 2006年公開の、旅行先での監禁を描いた『ホステル』でブレイク。 クエンティン・タランティーノにも評価され、『グラインドハウス』のフェイク予告編『感謝祭』も監督した。タランティーノの『デス・プルーフ in グラインドハウス』(2007年)、『イングロリアス・バスターズ』(2009年)には俳優として出演した。「感謝祭」は2023年、ロス監督自らの手により、長編映画化された。[5] 2016年 キアヌ・リーブス主演映画『ノック・ノック』を監督し、ホラーだけでなくスリラー映画の幅も広げた。2017年にはブルース・ウィリス主演映画『Death Wish』を監督しアクション映画に初挑戦。 三池崇史監督をはじめ、数多くのホラー映画の巨匠たちを敬愛している。ホステル・シリーズ第1作には三池を、第2作にはルッジェロ・デオダート監督を特別出演者として招き、敬意を表現した。 フィルモグラフィ映画
テレビ
参考文献
外部リンク |