イーグル川 (コロラド州)
イーグル川(イーグルがわ、英: Eagle River)は、北アメリカ大陸西端部のロッキー山脈南部をだいたい西の方向へと流れる全長約97.4km[1]の河川で、コロラド川の支流の1つである。 流路イーグル川は、その流路全体がアメリカ合衆国のコロラド州中西部を流れている。北アメリカ大陸の大陸分水嶺の太平洋側、イーグル郡南東部から始まる。北西に流れてギルマン(Gilman)、ミンターン(Minturn)、エイヴォン(Avon)を経由し、ウォルコット(Wolcott)付近で西に向きを変えてイーグル(Eagle)とジプサム(Gypsum)を流れ、イーグル郡西部のドットセロ(Dotsero)でコロラド川に合流する。したがって、イーグル川の水は、最終的に太平洋へと注ぐ。 汚染イーグル川の流域には、1880年代から金や銀、後に亜鉛なども採掘するようになったイーグル鉱山が、1984年まで操業していた。イーグル鉱山から流れ出た水に含まれていた砒素や重金属(カドミウム、鉛、亜鉛)などによって、イーグル川は汚染されていた。その後、1986年から浄化が試みられているものの20世紀中には充分な浄化が達成できず、21世紀に入ってからも浄化作業が続けられている [2] 。 出典
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