イゴール・コナシェンコフ
イゴール・エフゲニエヴィチ・コナシェンコフ(ロシア語: Игорь Евгеньевич Конашенков、1966年5月15日 - )は、ロシア連邦の軍人。2015年からロシア国防省報道官。ロシア陸軍中将。 経歴1966年5月15日にモルダヴィア・ソビエト社会主義共和国キシナウで誕生する。1988年にジトーミル高等軍事学校工学部を卒業後、ソビエト連邦防空軍で勤務し、1998年にジューコフ航空宇宙防衛軍事アカデミーを卒業した[1]。 2003年から2005年まで北カフカーズ軍管区の広報部門の責任者となり、2005年には広報部門の司令官補佐官となった[2]。2006年にロシア連邦軍参謀本部軍事アカデミーを卒業[2]。 2011年から2017年にかけてロシア国防省広報・情報部門の責任者を務め[2]、2017年3月以降は報道・情報部門の責任者となっている[2]。また、2015年からはシリア内戦でのロシアの軍事作戦での報道官を務め[3]、国際的にその名が知られた。 2022年のウクライナ侵攻においても報道官を担当し[4][5]、侵攻最中の2022年6月上旬にウラジーミル・プーチン大統領の命で少将から中将に昇進した[6]が、その発表内容には矛盾が含まれ、戦果を水増ししていると指摘されている[6]。同年4月9日には欧州連合より制裁対象に指定された[7]。 記者会見時にはメガネを着用している。 栄典
脚注・出典
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